カード勝ち越しをかけた大事な一戦。
今季初登板初先発の平良が素晴らしいピッチングでした。
140キロ台前半のストレートでしたが力があり、
スライダーやシンカーなどの変化球も制球よく安心感がありました。
6回に1死から植田にヒットを許し、糸井をストレートの四球で
歩かせてしまったところで交代となりましたが、
ここまで1失点。打線の援護もあって今季初白星となりました。
外国人枠の兼ね合いもあって、先発の頭数が悩ましいところでしたので
この平良の好投は本当にありがたい。次回登板も楽しみにしたいと思います。

その打線は4回に宮﨑が見事な内角打ちで先制6号ソロ。
同点に追いつかれた直後の5回表には
ソトのタイムリーにロペスの2ラン。
7回には2死から宮﨑のタイムリー。
9回にはロペスがだめ押し13号ソロ。
ソト、ロペス、宮﨑の3人が
打ってほしいところで実によい働きを見せてくれました。
秋山の調子がそんなによくなかったようにも思いますが、
4回、5回のバッティングは見事でした。

試合展開としては後半はピンチの連続。
6回は平良の残した1死一、二塁のピンチを
早くも22試合目となるエスコバーが
福留をサードゴロ併殺に打ち取りましたが、
7回は大和のエラーから井納が四球2つで満塁のピンチを招き、
代打原口にど真ん中のストレートでタイムリー。
ここで砂田に代わりますが、
代打俊介にはストレートの押し出し四球。
わずか1安打で2失点で2点差となって
さらに1死満塁のピンチでしたが、続く植田が初球打ち。
ピッチャーの足元を抜けるゴロでしたが、
前進守備のショート大和がセカンドベース前でボールをつかむと、
バックホームではなく体を回転させて二塁へトス。
ベースカバーに入った倉本から一塁に転送して見事に併殺。
この大ピンチをしのぎました。
最初のエラーでもう7個目という大和の守備、
ちょっとエラーが多い気はしますが、この守備は見事でした。
8回、9回もパットン、山﨑が得点圏に走者を背負いますが
どうにかしのいで逃げ切り成功。
まぁ甲子園は、どうしても終盤はピンチの連続というのが
多くなりますね。よく守ったと思います。
これで再び5割復帰。
明日からは東京ドームでジャイアンツ戦。
再び石田対菅野の投げ合いです。
2週間前は延長12回スコアレスドローでしたが、
今度は菅野から点を奪って勝ちたいものです。
正直筒香の状況が相当ひどいように見受けられるので、
ちょっと休ませて梶谷スタメンでもよいと思いますが、
現状としては今日のようにソト、ロペス、宮﨑の
右打者3人に期待せざるを得ません。
なんとか貯金を作りましょう。

5/17 甲子園 横浜2勝5敗
デ 000 130 101 6
神 000 100 200 3
デ ○平良(1勝)→エスコバー→井納→砂田→パットン→S山﨑(10S)
神 ●秋山(3勝4敗)→藤川→マテオ→尾仲→岩崎
本塁打 宮﨑6号、福留3号、ロペス12号、13号
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