今シーズン残り2試合。連勝なら自力で5位を決められたのですが、
中畑監督ラストシーズンの2015年以来、
ラミレス監督時代は一度もなかった
最下位フィニッシュとなってしまいました。
2試合とも今季を象徴するような情けない試合。
エース今永は手術明けの中、よく頑張ったシーズンといいたかったですが、
この試合を勝たないでどうする、という試合で
ことごとく勝負球が甘くなり3回KO。
スワローズ戦だけやたら打たれるというのも、
エースとしては困ったものです。
来季はフルシーズン、ローテで投げきって規定投球回数到達と
二桁勝利は最低ノルマでお願いしたいものです。
今日先発の京山は、三浦監督の期待もあっての起用だと思いますが、
決定力に欠けるというか、勝負を決めきれず粘られて球数が増えて、
最後は打たれ出すと止まらない悪循環でKOとなってしまいました。
まだ高卒5年目というべきかもしれませんが、
2年目からずっとチャンスをもらっていて
16試合15先発で2勝7敗、防御率4.97、
被打率.301、WHIP1.74、P/IP19.0等々の数字からは
申し訳ないけれど、来季につながる1年とは言いにくいものがあります。
一軍ローテで通用すると言えるためには、
何か欠けているものがあり、それが埋められなければこのままに
なってしまうのではないでしょうか。奮起を期待したいです。
救援陣は27日はよく投げたと言えるかもしれませんが、
4点ビハインドの場面ということもあり、実績ある面々が
投げていることを考えれば及第点以上のものはありません。
一方、今日、28日は4点差無死満塁で登板の櫻井は
ちょっとかわいそうでしたね。
残念ながら現状では押し出しでも仕方がないなというレベルの制球力。
京山を引っ張りすぎた感もあり、使う方が悪いという結果でした。
ただあれだけ四球があるとこのままでは敗戦処理から上がれません。
リリーフとしてセットアッパーを狙うのであれば、
やはりもう1ランクも2ランクも上のコントロールがないと
厳しいのではないでしょうか。今年、ビハインドの場面メインで
それなりに場数は踏みましたが、来年は勝ちパターンで投げさせて
もらえるようになってほしいものです。
打線は牧以外は残念でした。
走塁があまりうまくないこともありますが、
それにしても、ヒットの割に点が取れなさすぎです。
投打とも、ここぞの場面でどうすべきか、
アドバイスを送る方も含め、よく考えてほしいです。
特に無死二塁で進塁打が打てないのは、なんとかならないかなぁ。
打つしかない1死一、二塁とか2死三塁とかで点が入らないのは、
ある程度仕方ないと割り切れるのですが、
無死二塁や1死三塁など、ヒットがなくても
点につなげられる可能性のある場面で、
打者にもよりますが何も考えていないような凡打が気になります。
明るい話題はとにかく牧。
今日も3打数2安打。最後は7点差がある2死無走者で
ストレートの四球という謎の終わり方になってしまいましたが、
打率.314、本塁打22本、打点71、OPS.890と
歴代の新人としてみても5本の指、
すくなくとも21世紀のルーキーとしては最高の打撃成績で
シーズンを終えました。
防御率0点台で35セーブ、オリンピックの金メダルと
インパクトのある活躍をしたカープ栗林との新人王争い、
記者投票となりますが、なんとか記者の皆さん、
牧のこの数字を評価してほしいと思います。
というわけでがっかりの2021年シーズンもこれで終了。
オリンピックのおかげで例年より1ヶ月遅くまで楽しませていただきましたが、
5年ぶりの最下位の屈辱、久しぶりということもありますが悔しくてなりません。
もちろん開幕時に外国人がいなかったというフロントの不手際は
オーナーのコメントの通り間違いなく、猛省を望みますが、
外国人が揃った5月以降も負け越しという事実については、
けが人の発生と言うこともありましたが、
監督以下指導陣や選手のふがいなさのあらわれとしかいいようがなく、
全くもって残念です。
セ・パ両リーグとも今年は前年の最下位球団が優勝という
史上初の事態となりましたが、このことが示すように、
幸い絶対的な戦力の差という点では、
今のベイスターズと他チームと比べて、そこまでひどくはないと思います。
ただ、特に投手陣について先発・救援とも主力に疲弊感が出た1年で、
来年について本当に計算がしづらい状況にあると思います。
今のところ即戦力のすごい補強はできていないので、
来年、今年ふがいなかった主力が復活しないと
また長い再建期に突入しかねません。
逆に言うとちょっとしたきっかけで優勝争いに食い込める可能性は
十分あるとも思っています。
野手陣では私が後半戦のキーマンとしてあげたソトが大不振。
複数年契約を結んでいるだけに、来季復活がかなわないとつらいです。
そしてFA権を獲得した宮﨑。来年優勝するためには
残ってもらわないと困る存在ですが、どうなるでしょうか。
期待のかかる2年目の森は後半一軍帯同となりましたが数字自体は課題だらけ。
カープ小園に追いつけ追い越せとなるでしょうか。
色んな面で、このオフが、本当に勝負だと思います。
今シーズンも拙文にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
明日からオフシーズン、気の向くままに不定期更新とさせていただきます。
10/27 横浜 横浜6勝17敗2分
ヤ 014 000 000 5
デ 100 000 000 1
ヤ 高梨→石山→田口→○高橋(4勝1敗)→清水→マクガフ
デ ●今永(5勝5敗)→三上→平田→田中健→ピープルズ→山﨑→伊勢
本塁打 なし
10/28 マツダスタジアム 横浜9勝14敗2分
デ 000 000 000 0
広 000 007 00X 7
デ ●京山(2勝7敗)→櫻井→シャッケルフォード→上茶谷→伊勢
広 ○大瀬良(10勝5敗)
本塁打 なし
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2試合とも全くふがいない戦いで連敗。
スワローズの胴上げを目の前で見せつけられた上に、
借金は今季ワーストの19となり、中畑監督ラストシーズンの2015年以来、
ラミレス監督時代は一度もなかった
最下位フィニッシュとなってしまいました。
2試合とも今季を象徴するような情けない試合。
エース今永は手術明けの中、よく頑張ったシーズンといいたかったですが、
この試合を勝たないでどうする、という試合で
ことごとく勝負球が甘くなり3回KO。
スワローズ戦だけやたら打たれるというのも、
エースとしては困ったものです。
来季はフルシーズン、ローテで投げきって規定投球回数到達と
二桁勝利は最低ノルマでお願いしたいものです。
今日先発の京山は、三浦監督の期待もあっての起用だと思いますが、
決定力に欠けるというか、勝負を決めきれず粘られて球数が増えて、
最後は打たれ出すと止まらない悪循環でKOとなってしまいました。
まだ高卒5年目というべきかもしれませんが、
2年目からずっとチャンスをもらっていて
16試合15先発で2勝7敗、防御率4.97、
被打率.301、WHIP1.74、P/IP19.0等々の数字からは
申し訳ないけれど、来季につながる1年とは言いにくいものがあります。
一軍ローテで通用すると言えるためには、
何か欠けているものがあり、それが埋められなければこのままに
なってしまうのではないでしょうか。奮起を期待したいです。
救援陣は27日はよく投げたと言えるかもしれませんが、
4点ビハインドの場面ということもあり、実績ある面々が
投げていることを考えれば及第点以上のものはありません。
一方、今日、28日は4点差無死満塁で登板の櫻井は
ちょっとかわいそうでしたね。
残念ながら現状では押し出しでも仕方がないなというレベルの制球力。
京山を引っ張りすぎた感もあり、使う方が悪いという結果でした。
ただあれだけ四球があるとこのままでは敗戦処理から上がれません。
リリーフとしてセットアッパーを狙うのであれば、
やはりもう1ランクも2ランクも上のコントロールがないと
厳しいのではないでしょうか。今年、ビハインドの場面メインで
それなりに場数は踏みましたが、来年は勝ちパターンで投げさせて
もらえるようになってほしいものです。
打線は牧以外は残念でした。
走塁があまりうまくないこともありますが、
それにしても、ヒットの割に点が取れなさすぎです。
投打とも、ここぞの場面でどうすべきか、
アドバイスを送る方も含め、よく考えてほしいです。
特に無死二塁で進塁打が打てないのは、なんとかならないかなぁ。
打つしかない1死一、二塁とか2死三塁とかで点が入らないのは、
ある程度仕方ないと割り切れるのですが、
無死二塁や1死三塁など、ヒットがなくても
点につなげられる可能性のある場面で、
打者にもよりますが何も考えていないような凡打が気になります。
明るい話題はとにかく牧。
今日も3打数2安打。最後は7点差がある2死無走者で
ストレートの四球という謎の終わり方になってしまいましたが、
打率.314、本塁打22本、打点71、OPS.890と
歴代の新人としてみても5本の指、
すくなくとも21世紀のルーキーとしては最高の打撃成績で
シーズンを終えました。
防御率0点台で35セーブ、オリンピックの金メダルと
インパクトのある活躍をしたカープ栗林との新人王争い、
記者投票となりますが、なんとか記者の皆さん、
牧のこの数字を評価してほしいと思います。
というわけでがっかりの2021年シーズンもこれで終了。
オリンピックのおかげで例年より1ヶ月遅くまで楽しませていただきましたが、
5年ぶりの最下位の屈辱、久しぶりということもありますが悔しくてなりません。
もちろん開幕時に外国人がいなかったというフロントの不手際は
オーナーのコメントの通り間違いなく、猛省を望みますが、
外国人が揃った5月以降も負け越しという事実については、
けが人の発生と言うこともありましたが、
監督以下指導陣や選手のふがいなさのあらわれとしかいいようがなく、
全くもって残念です。
セ・パ両リーグとも今年は前年の最下位球団が優勝という
史上初の事態となりましたが、このことが示すように、
幸い絶対的な戦力の差という点では、
今のベイスターズと他チームと比べて、そこまでひどくはないと思います。
ただ、特に投手陣について先発・救援とも主力に疲弊感が出た1年で、
来年について本当に計算がしづらい状況にあると思います。
今のところ即戦力のすごい補強はできていないので、
来年、今年ふがいなかった主力が復活しないと
また長い再建期に突入しかねません。
逆に言うとちょっとしたきっかけで優勝争いに食い込める可能性は
十分あるとも思っています。
野手陣では私が後半戦のキーマンとしてあげたソトが大不振。
複数年契約を結んでいるだけに、来季復活がかなわないとつらいです。
そしてFA権を獲得した宮﨑。来年優勝するためには
残ってもらわないと困る存在ですが、どうなるでしょうか。
期待のかかる2年目の森は後半一軍帯同となりましたが数字自体は課題だらけ。
カープ小園に追いつけ追い越せとなるでしょうか。
色んな面で、このオフが、本当に勝負だと思います。
今シーズンも拙文にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
明日からオフシーズン、気の向くままに不定期更新とさせていただきます。
10/27 横浜 横浜6勝17敗2分
ヤ 014 000 000 5
デ 100 000 000 1
ヤ 高梨→石山→田口→○高橋(4勝1敗)→清水→マクガフ
デ ●今永(5勝5敗)→三上→平田→田中健→ピープルズ→山﨑→伊勢
本塁打 なし
10/28 マツダスタジアム 横浜9勝14敗2分
デ 000 000 000 0
広 000 007 00X 7
デ ●京山(2勝7敗)→櫻井→シャッケルフォード→上茶谷→伊勢
広 ○大瀬良(10勝5敗)
本塁打 なし
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