ベイスターズが勝ったら更新するブログ

近藤監督のスーパーカートリオ以来のホエールズ・ベイスターズファンです。 シーズン中は原則「勝ったら」更新します。時々、気分によって【号外】がでます。

2021年10月

今シーズン残り2試合。連勝なら自力で5位を決められたのですが、
2試合とも全くふがいない戦いで連敗。
スワローズの胴上げを目の前で見せつけられた上に、
借金は今季ワーストの19となり、
中畑監督ラストシーズンの2015年以来、
ラミレス監督時代は一度もなかった
最下位フィニッシュとなってしまいました。

2試合とも今季を象徴するような情けない試合。
エース今永は手術明けの中、よく頑張ったシーズンといいたかったですが、
この試合を勝たないでどうする、という試合で
ことごとく勝負球が甘くなり3回KO。
スワローズ戦だけやたら打たれるというのも、
エースとしては困ったものです。
来季はフルシーズン、ローテで投げきって規定投球回数到達と
二桁勝利は最低ノルマでお願いしたいものです。

今日先発の京山は、三浦監督の期待もあっての起用だと思いますが、
決定力に欠けるというか、勝負を決めきれず粘られて球数が増えて、
最後は打たれ出すと止まらない悪循環でKOとなってしまいました。
まだ高卒5年目というべきかもしれませんが、
2年目からずっとチャンスをもらっていて
16試合15先発で2勝7敗、防御率4.97、
被打率.301、WHIP1.74、P/IP19.0等々の数字からは
申し訳ないけれど、来季につながる1年とは言いにくいものがあります。
一軍ローテで通用すると言えるためには、
何か欠けているものがあり、それが埋められなければこのままに
なってしまうのではないでしょうか。奮起を期待したいです。

救援陣は27日はよく投げたと言えるかもしれませんが、
4点ビハインドの場面ということもあり、実績ある面々が
投げていることを考えれば及第点以上のものはありません。

一方、今日、28日は4点差無死満塁で登板の櫻井は
ちょっとかわいそうでしたね。
残念ながら現状では押し出しでも仕方がないなというレベルの制球力。
京山を引っ張りすぎた感もあり、使う方が悪いという結果でした。
ただあれだけ四球があるとこのままでは敗戦処理から上がれません。
リリーフとしてセットアッパーを狙うのであれば、
やはりもう1ランクも2ランクも上のコントロールがないと
厳しいのではないでしょうか。今年、ビハインドの場面メインで
それなりに場数は踏みましたが、来年は勝ちパターンで投げさせて
もらえるようになってほしいものです。

打線は牧以外は残念でした。
走塁があまりうまくないこともありますが、
それにしても、ヒットの割に点が取れなさすぎです。
投打とも、ここぞの場面でどうすべきか、
アドバイスを送る方も含め、よく考えてほしいです。
特に無死二塁で進塁打が打てないのは、なんとかならないかなぁ。
打つしかない1死一、二塁とか2死三塁とかで点が入らないのは、
ある程度仕方ないと割り切れるのですが、
無死二塁や1死三塁など、ヒットがなくても
点につなげられる可能性のある場面で、
打者にもよりますが何も考えていないような凡打が気になります。

明るい話題はとにかく牧。
今日も3打数2安打。最後は7点差がある2死無走者で
ストレートの四球という謎の終わり方になってしまいましたが、
打率.314、本塁打22本、打点71、OPS.890と
歴代の新人としてみても5本の指、
すくなくとも21世紀のルーキーとしては最高の打撃成績で
シーズンを終えました。
防御率0点台で35セーブ、オリンピックの金メダルと
インパクトのある活躍をしたカープ栗林との新人王争い、
記者投票となりますが、なんとか記者の皆さん、
牧のこの数字を評価してほしいと思います。

というわけでがっかりの2021年シーズンもこれで終了。
オリンピックのおかげで例年より1ヶ月遅くまで楽しませていただきましたが、
5年ぶりの最下位の屈辱、久しぶりということもありますが悔しくてなりません。
もちろん開幕時に外国人がいなかったというフロントの不手際は
オーナーのコメントの通り間違いなく、猛省を望みますが、
外国人が揃った5月以降も負け越しという事実については、
けが人の発生と言うこともありましたが、
監督以下指導陣や選手のふがいなさのあらわれとしかいいようがなく、
全くもって残念です。

セ・パ両リーグとも今年は前年の最下位球団が優勝という
史上初の事態となりましたが、このことが示すように、
幸い絶対的な戦力の差という点では、
今のベイスターズと他チームと比べて、そこまでひどくはないと思います。
ただ、特に投手陣について先発・救援とも主力に疲弊感が出た1年で、
来年について本当に計算がしづらい状況にあると思います。
今のところ即戦力のすごい補強はできていないので、
来年、今年ふがいなかった主力が復活しないと
また長い再建期に突入しかねません。
逆に言うとちょっとしたきっかけで優勝争いに食い込める可能性は
十分あるとも思っています。
野手陣では私が後半戦のキーマンとしてあげたソトが大不振。
複数年契約を結んでいるだけに、来季復活がかなわないとつらいです。
そしてFA権を獲得した宮﨑。来年優勝するためには
残ってもらわないと困る存在ですが、どうなるでしょうか。
期待のかかる2年目の森は後半一軍帯同となりましたが数字自体は課題だらけ。
カープ小園に追いつけ追い越せとなるでしょうか。
色んな面で、このオフが、本当に勝負だと思います。

今シーズンも拙文にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
明日からオフシーズン、気の向くままに不定期更新とさせていただきます。

10/27 横浜 横浜6勝17敗2分
ヤ 014 000 000 5
デ 100 000 000 1
ヤ 高梨→石山→田口→○高橋(4勝1敗)→清水→マクガフ
デ ●今永(5勝5敗)→三上→平田→田中健→ピープルズ→山﨑→伊勢
本塁打 なし


10/28 マツダスタジアム 横浜9勝14敗2分
デ 000 000 000 0
広 000 007 00X 7
デ ●京山(2勝7敗)→櫻井→シャッケルフォード→上茶谷→伊勢
広 ○大瀬良(10勝5敗)
本塁打 なし


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ドラゴンズとの最終戦、負ければ最下位確定です。
TJ手術からの復帰後初白星をつかみたい東が、
復帰後3試合目の今日も素晴らしいピッチング。
初回こそ1死満塁のピンチを招きましたが
ここを抑えるとあとは安定感あふれるピッチングで凡打の山。
結局8回まで打者23人連続凡退という素晴らしい内容で、
2年ぶりの復帰後初白星。おめでとうございます。
チームとしても来季に向けて大きな手がかりをつかむことができました。

打線は序盤、ドラゴンズ清水の前にこれでもかと走者を出しましたが
盗塁死や併殺もあって3回の牧のタイムリーの1点のみ。
それでも5回、2番手森から楠本の2点タイムリー二塁打で追加点を奪い、
7回には牧、楠本の連続タイムリー二塁打でさらに2点。
今日は牧が4打数4安打2打点の素晴らしい内容で打率も.308まで上昇。
5番起用の楠本もよいところで2本タイムリーということで
若い4番5番で全5打点を挙げられたのは、お見事でした。
また、プロ初出場初スタメンとなった益子が4回にはプロ初ヒット。
東らも好リードで完封リレーとなり、お立ち台に立つこともできました。
まだまだこれからでしょうが、1つ自信にしてほしいものです。

今日は武藤の引退試合となりました。
ドラゴンズを戦力外となって移籍してきて4年。
今年は結果が残せませんでしたが、
それまで地味ながら渋い働きをしてくれました。
こういう選手にも引退試合が行われるようになるとは、
これも商売かもしれませんが、時代が変わったものです。
ともあれ11年間、お疲れさまでした。

さて、これでドラゴンズ戦を終えて同率5位。
ドラゴンズが残り1試合(阪神戦)、
ベイスターズが残り2試合(ヤクルト、広島戦)となります。
2勝か1勝1分けで5位となりますが、
若手にチャンスを与えたい意向もあるでしょうから、
簡単な道ではなさそうです。

個人記録的には、
シーズン規定打席まで残り4打席のオースティンの
復活はあるのでしょうか。無理をする必要は全然ありませんが、
記録的には興味深いところです。
また、今日は宮﨑が今季初の欠場となりました。
今まで全試合出場がなかった選手なので、
1回くらいはチャレンジするかなと思ったのですが、
そういうことではなかったようです。
2年連続の打率3割は死守したいでしょうから、
この辺も微妙なところですね。

ともあれ、残り2試合。冴えないシーズンでしたが、
なにか来季に向けての明るい光を、1つでも多くみたいです。

10/23 横浜 横浜13勝10敗2分
中 000 000 000 0
デ 001 020 20X 5
中 ●清水(1敗)→森→岡田→鈴木
デ ○東(1勝2敗)→武藤→シャッケルフォード
本塁打 なし


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日程が飛び飛びになってきたとはいえ、久しぶりの更新になってしまいました。
負ければ最下位決定となるドラゴンズ戦。
打線が初回に桑原の先頭打者初球アーチから一気につながり4得点。
先発ロメロが7回で9安打を打たれましたが、4併殺とらしさ全開で1失点。
終盤、ヤスアキと三嶋がばたつきましたが、伊勢の好リリーフもあって
無事に逃げ切ることができました。

スコア的にはナイスゲームですが、
2回以降全くチャンスらしいチャンスも作れなかった打線、
そしてビシエドもお休みで高橋周平の5本が本塁打最高という
ドラゴンズ打線相手にぴしゃりと締められないヤスアキ&三嶋と、
今季の課題がそのまま出たような試合になってしまいました。
これでTAが復帰して規定打席到達の3割となって、
セ・リーグでは2014年のヤクルト以来となる
3割打者が5人(桑原、佐野、牧、TA、宮﨑)となりながら
最下位なんてことは、なんとか避けていただきたいものです。
伊勢がヤスアキの作った8回1死満塁のピンチを
しっかり抑えきったのはよかったのですが、
勝ちパターンが不安定では今のペナントレースは勝ち抜けません。
来年に向けて本当に頭の痛いところです。

今季も残り3試合。
こうなれば残り全部勝って監督交代が決まったドラゴンズを抜いて
逆転5位を決めてほしいのですが、どうでしょうか。
明日は東が先発。過去2試合は好投しながら白星に恵まれないだけに
打線も援護して来季に向けて復活の白星としてほしいものです。

10/22 横浜 横浜12勝10敗2分
中 000 000 101 2
デ 400 000 00X 4

中 ●勝野(3勝6敗)→藤嶋
デ ○ロメロ(5勝3敗)→山﨑→伊勢→S三嶋(23S)
本塁打 桑原14号


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昨日は東が7回1失点の好投を見せましたが打線が見殺し。
東京六大学野球ではドラフト2位指名の早大・徳山と
ドラフト4位指名の法大・三浦が投げ合いお互い無失点と
素晴らしい内容で、これは嬉しいニュースでした。

さて、とにかくこのままずるずる行ってほしくない今日の試合。
先発の大貫が3回に味方のまずい守備もあって3点を失い、
打線はカープ床田をなかなか捕まえられない厳しい展開でしたが、
5回に下位打線からチャンスを作り知野のタイムリー、佐野の犠飛で
1点差に迫ると2死一、二塁から牧が同点タイムリー二塁打。
さらに宮﨑の勝ち越し2点タイムリーとたたみかけ、
とどめは戸柱の2点タイムリー二塁打。
6安打を集中して一気に7点を奪い逆転。
6回には佐野、牧の2者連続アーチも飛び出してリードを広げ、
2番手ピープルズからの継投も、そこそこピンチを招きながらも
点差も味方したのか、無失点リレーとなって快勝となりました。

今日は5回の集中打が全てと言えそうですが、
この回に2安打を放った戸柱がここのところ打撃好調です。
9月に復帰してからの打率は58打数19安打で.327。
捕手は守備も大事ですがさすがに1割台だときついので、
これだけ打ってくれるのはチームにとってもありがたいと思います。

ところで、シャッケルフォードが一軍登録されたので、
これでロメロ、エスコバー、ピープルズ、シャッケルフォードと
4人の外国人投手が一軍登録となりました。
ロメロ、エスコバーは来季の契約が決まったような報道もありましたが、
ピープルズとシャッケルフォードはなんとも言えないところ。
ただ、個人的には先発ローテ入りでもなく、勝ちパターン救援でもないような
サブ的な立場の投手、2人は多すぎると思うので、
残すにしてもどちらか1人でよいのではないでしょうか。
その分、若手などにチャンスを与えた方が長い目でチームのために
なるような気がしています。

ともあれ、これでカード1勝1敗。
明日はロメロが先発。長いイニングを投げてくれそうですが、
そのあとは日曜日まで2日休みになるので、
リリーフも総動員で遮二無二勝ちに行ってほしいと思います。
コロナ禍での消化試合なんてまっぴらごめんです。
最後まで戦い抜いて1つでも多く白星をつかんでほしい。

10/13 マツダスタジアム 横浜9勝12敗2分
デ 000 072 000 9
広 003 000 000 3
デ 大貫→○ピープルズ(3勝4敗)→シャッケルフォード→櫻井→伊勢
広 ●床田(5勝4敗)→菊池保→コルニエル→ケムナ
本塁打 佐野17号、牧22号



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まだシーズン残り12試合ですが、
本日はドラフト会議。ベイスターズからは9人の指名がありました。

1位 小園 健太   投手  右右 市和歌山高   18歳
2位 徳山 壮磨   投手  右右 早稲田大    22歳
3位 粟飯原 龍之介 内野手 右左 東京学館高   17歳
4位 三浦 銀二   投手  右右 法政大     21歳
5位 深沢 鳳介   投手  右右 専大松戸高   17歳
6位 梶原 昴希   外野手 右左 神奈川大    22歳
育成1位 村川 凪  外野手 右左 四国IL徳島  23歳
育成2位 東出 直也 捕手  右右 小松大谷高   18歳
育成3位 大橋 武尊 外野手 左左 BCリーグ茨城 20歳

三原代表が100点と評したようですが、
やはり阪神と競合した小園投手の交渉権をくじで引き当てられたのが
本当によかったと思います。
高卒のピッチャーを1位指名したのは
10年前、TBSからの身売りが決まったときのドラフトで
北方投手を指名して以来ですが、
甲子園でも活躍してこれだけ注目度が高い投手を指名できたのは、
過去30年くらい遡ってもないように思います。
ヤクルトの奥川のように、しっかり育てて
一軍ローテで活躍できる投手になってもらいたいです。

ただ、過去のドラフト指名のリストを遡ると、
高卒のピッチャーで規定投球回数に達するとか、
リリーフでシーズン40試合投げたとか、
ある程度一軍の主力として活躍した実績は、
ここ10年では育成から這い上がった砂田くらいのもので、
その前は同じ育成出身の国吉、
そして高校生枠のドラ1で田中健二朗、山口くらいしかおらず、
必ずしも順調に育成ができているとはいいにくい現状もあります。
まぁ高卒ドラフト指名者となると、野手もここ10年で
桑原くらいしかレギュラークラスになった人はいないので、
大卒社会人の指名が比較的多いチームとはいえ、
どうなのか、という気もしないでもありません。
森や小園には、ぜひチームの主力になってほしいと切に願います。

2位以下は六大学の即戦力候補の右腕が2人。
高卒の内野手と投手を1人ずつ、
そして大卒で強打の外野手を指名できました。
育成枠では俊足が武器と思われる外野手2人、
そして高卒の捕手を1人。
総じてバランスが取れた指名だったとは言えそうですが、
欲を言えばストッパー候補になりうる社会人の投手を
とってもよかったのかと思いました。

20211011ベイスターズ投手野手

これで現状の戦力は上表の通り。
戦力外通告の勝又は、今日はフェニックス・リーグで
外野手として出場して2安打2打点とのことなので
育成枠で野手転向、ということだろうと勝手に判断しています。
もともと打力にも定評があって野手転向もあり得た選手なので
ライバルは多いですが、外野手の枠をつかめるように頑張ってほしいです。

さて、現時点で指名選手が全員入団したとして、支配下枠が65人です。
来年度に向けて、育成からの昇格枠も
一定程度確保しておくこと等を考えると、
第2弾の戦力外通告が若干あるような気もしますが、どうでしょうか。
投手が支配下だけで34人いますが、平良、入江、阪口、高田は
手術明けということもあり、なんとも微妙です。
外国人枠も複数年契約中のソト、来年の球団オプションがあるらしい
オースティン、ロメロの残留はほぼ決定と思われ、
あとはエスコバーと再契約ができれば主力4名はほぼ確定。
そうなると不安の残る先発候補とストッパー候補を
FAやトレードでなんとか強化してほしいと思いますが、どうなりますやら。

それから別のニュースで、
伊藤光と蝦名がそれぞれ手術を受けたとのこと。
2人とも無理をしながらの戦いだったということでしょうか。
来季、パワーアップした姿を見せてもらえればよいと思います。



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前日は好ゲームでしたが9回に伊勢が打たれて逆転負け。
このタイミングでストッパーのテストを
実戦でやらないといけないのはなんとも歯がゆいですね。

今日は今永先発で絶対に落としたくない試合でしたが、
ドラゴンズ小笠原に手こずって1点取るのが精一杯。
今日も7回1失点と好投の今永でしたが勝ち星ならず。
9回にライデル・マルティネスの不調につけ込んで
サヨナラ勝ちできたので、チームとしてはよかったですが、
やはりエースにもっと白星を付けたいですね。

今日は結局9安打6四球をもらいましたが2得点のみ。
中盤以降毎回得点圏に走者を進めましたが、
やはり無死で出た走者を得点圏に進めて
勝負をかける形がなかなか作れませんでした。
ようやくそれができた9回、桑原がつなぎ、
最後は柴田がしっかり速球を捉えてサヨナラの犠牲フライ。
3ボールとなりましたが積極的に打ちにいって
結果を出したのはお見事でした。
2点以下で勝ったのは今季2回目らしいですが、
久しぶりにロースコアで勝てたように思います。
サヨナラ勝ちもようやく今季2回目。
かつて8月に3試合連続サヨナラ勝ちをやったこともあることを
考えると、これもまた、ちょっとさみしい気がする数字です。

ともあれ、カード勝ち越して最下位ながら5位には0.5ゲーム差で
ドラフト会議を迎えるという、ある意味理想的な?状況となりました。
来季の巻き返しに向けてどんな補強がなされるのか、
明日のドラフトが楽しみです。

来週は、火曜日から広島で3連戦。
その後は日曜日のヤクルト戦のみと試合が少なくなります。
5連勝と調子を上げてきたカープが相手ですが、
こちらもこのまま終わりたくないところ。
東、大貫、ロメロの3枚で勝負でしょうか。
まずは火曜日、東に復帰後初勝利をプレゼントしましょう。

10/10 横浜 横浜11勝10敗2分
中 010 000 000 1
デ 000 001 001X 2
中 小笠原→田島→福→又吉→●R・マルティネス(1勝4敗)
デ 今永→エスコバー→○三嶋(3勝5敗)
本塁打 なし



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最下位争いの3連戦。
初戦は久しぶりの一軍登板となる上茶谷が先発。
初回、福田にうまく打たれて2点を先制されましたが、
2回以降は立ち直り、低めを丁寧について凡打の山、
5回までいずれも3者凡退と完璧なピッチングでした。
打線の援護もあって7回3失点で今季初勝利。
遅すぎる初勝利なのは確かですが、
ファームでフォームを改造し、結果を出してきたことが
間違いではなかったことを示してくれました。
来季につながるピッチングだったと思います。

打線は初回に佐野のソロで反撃開始。
2回に四球の宮﨑を一塁においてソトが右中間を破る二塁打で同点。
これはよく宮﨑も走りました。
その後満塁から桑原の押し出し四球で勝ち越すと、
佐野が2死満塁から値千金の16号グランドスラム。
一気に6点で試合をひっくり返しました。
5回には桑原にも13号2ランが出て久々の大量得点。
ホームラン3本と、ベイスターズらしい攻撃ではありましたが、
上茶谷がしっかり送りバントを決めていたことは
高く評価してよいと思います。

また、4番に入った牧はシングルヒット4本で打率も3割直前まで上昇。
宮﨑が少し数字を落としていますが、オースティン、佐野、桑原とあわせ
3割打者5人ということになるでしょうか。それにしてもすごいルーキーです。

今日は8番ショートで知野が先発。
内野安打と二塁打と2安打で、守備でも京田の三遊間の当たりを
うまく処理するファインプレーもあり、アピールできたと思います。
若手では森がここのところ打撃で結果が出せていないので、
次世代のレギュラー争い、こちらもどうなるのか楽しみです。

これでようやくシーズン50勝。
一方ヤクルトはついにマジック11が点灯。
来年はこちらがマジックを付ける側になりたいものです。
土曜日は京山が先発。良かったり悪かったりが極端で
なかなか任せた、という感じにならないのが課題ですが、
どんなピッチングを見せてくれるでしょうか。
残り12試合。来季のためにも収穫のある試合を見せてほしいです。


10/8 横浜 横浜10勝9敗2分
中 200 000 100 3
デ 160 020 00X 9
中 ●笠原(2敗)→鈴木→森
デ ○上茶谷(1勝3敗)→ピープルズ→三嶋
本塁打 佐野15号、16号、桑原13号


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今季のタイガース最終戦。
やるべきことをしっかりやっていれば、
白星が得られるという試合だったように思えます。
先発ロメロが今日も好投。
3回2死からマルテのタイムリー二塁打、大山の2ランと
一気にたたみかけられて3失点はもったいなかったですが、
それ以外は走者を出しながら粘り強く投げて
タイガースに得点を許さず8回3失点。
併殺打を2つ打たせるなど、わずか103球で投げ抜いてくれました。
打線は4回、相手のエラーがらみで得た無死二、三塁から
ソトのショートゴロの間に1点。
続く1死三塁で大和は見逃し三振と最悪パターンになりかけましたが、
山本のサードへのボテボテの当たりを
なぜか大山が一塁に投げきれず内野安打。
ラッキーな形で1点差に迫りました。
5回、無死二塁のチャンスを得点につなげられず、
タイガース救援陣の前に今日も逃げ切りを許すかと思われましたが、
8回、岩崎を温存して代わりに登板した及川から
先頭の牧が四球を選ぶと宮﨑の三振の間に盗塁が決まって1死二塁。
ここでソトが追い込まれながら、2-2からの甘く入ったツーシームを
センターバックスクリーンに放り込む久々の21号2ランで逆転。
実に1ヶ月ぶりの一発になりました。
誰が9回投げるかと思いましたが、左打者が続く場面ということも
あってかエスコバーが登板して完璧に三者凡退でゲームセット。
3人の外国人選手の活躍で連敗を止めることができました。

今日はまずはロメロ。
すっかり後半戦、抑えるコツをつかんだようで
安定したピッチングが続いています。
今更ですが先日のドラゴンズ戦で完封したあと、
いったん中10日空けたのがチームとしては
もったいなかったような気もしてしまいます。
あと2、3試合の先発になるのでしょうが、
このままいい形でシーズンを締めくくってほしいです。

次はソト。私が思う後半戦のキーマンだったのですが、
すっかり不振にはまってしまって3年契約の1年目なんて
こんなものかという成績になっていましたが、
この一発がなんとか復調のきっかけになればと願います。
まだ今まで捉えていたボールを仕留め損ねている感が強いので
調子自体は上がっているわけではないでしょうが、
このままでは困るバッターです。頑張ってほしい。

最後はエスコバー。155キロ前後の力のあるストレートで
タイガース打線をねじ伏せて4年ぶりのセーブ。
実力を考えれば今季はこのまま最後を任せるのが
一番勝てる可能性が高いとは思いますが、
ただ、来季を考えると伊勢に経験させたい気もします。
しばらくは流動的な起用になるのでしょうか。

さて、これで借金17で明日から5位ドラゴンズと3連戦。
3連勝すれば順位も入れ替わりますが、
まず1つ勝たないことにはお話になりません。
先発は上茶谷。今季思いっきり期待外れだったうちの1人ですが
来季につながる何かを見せてくれるでしょうか。期待したいと思います。


10/7 横浜 横浜11勝14敗
神 003 000 000 3
デ 000 200 02X 4
神 伊藤将→アルカンタラ→●及川(2勝3敗)→小川
デ ○ロメロ(4勝2敗)→Sエスコバー(1S)
本塁打 大山20号、ソト21号


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ストッパー問題が悩ましいと思ったのですが、
10月に入って1分けを挟んで4連敗。
借金も今季最多の18となってしまいました。

日曜日、引き分けに終わったジャイアンツ戦では
1点リードの9回に伊勢を投入しましたが
勝利まであと1球の場面でフォークが浮いて同点にされてしまいました。
同じ投げミスならストレートの方が抑えられる可能性が
高かったと思いましたが、後の祭りでした。
まぁこれはこれで仕方ないですが、
その後はストッパーを出す展開にさえならず。
今日も投手陣は頑張りましたが打線が冴えない攻撃を繰り返して完封負け。
先頭打者を9回中5回出して無得点、
しかも4回は走者を二塁にも進められないとは、無策極まりないと思います。
優勝争いで負けられないチームとの差が明白になっている戦いぶりですが、
本当にこのまま終わってしまうのでしょうか。
さらにオースティンはふくらはぎの肉離れでついに戦線離脱。
明日負けるとCS完全消滅という話もあるようで、
最下位が決まったわけではないのですが、
残り14試合、完全に消化試合になってしまいそうです。

また、フェニックスリーグに石田、濱口、倉本など
実績ある中堅どころが参加するとの発表もありましたが、
これはもう彼らは一軍の残り試合は出ないということなのでしょうか。
それも1つの考え方ですが、
来季に向けて少しでも一軍で結果を残してほしい気持ちもあり、
このまま二軍止まりになってしまうのは非常に残念です。

それにしても借金18ですか。
ここまで弱いベイスターズは久しぶりで、ちょっと調べてみましたら
借金18は2015年、中畑監督の最終年に
最終戦で負けて最下位になってしまったときが借金18でした。
借金19となると三嶋がルーキーだった2013年以来となります。
ここまで負けるチームではなかったはずなので、悔しい限りです。
ここのところ特に打線が点が取れなくなっており、
投手力に課題のあるチームとしては厳しい状況ですが、
明日はロメロが先発。なんとか今年最後の阪神戦を白星で飾り、
連敗を止めてほしいと切に願います。意地を見せてほしい。

それから昨日、戦力外通告の発表がありました。
齋藤、勝又、飯塚、進藤、武藤、風張、笠井、
コルデロ、中井、乙坂の10人です。
勝又は育成再契約との報道もありますが、
今季の成績等を見ればある意味順当な結果でした。
齋藤や飯塚は8月に手術もありましたが、
やはり来季に向けてではなく、
次のステップに向けてのある意味温情的な手術だったのですね。
そして乙坂については残念の一言です。
一昨年のCSでの代打サヨナラホームランなど、
ここぞの場面での活躍が記憶に残りますが、
ついにレギュラーは奪えないまま、
今年の不祥事で自ら墓穴を掘ってしまいました。
拾ってくれるチームがあるとよいのですが・・・
ともあれ、各選手、今までお疲れさまでした。

10/6 横浜 横浜10勝14敗
神 000 200 000 2
デ 000 000 000 0
神 ○西勇(6勝9敗)→アルカンタラ→岩崎→Sスアレス(38S)
デ ●大貫(6勝6敗)→三上→田中健→ピープルズ→砂田→平田
本塁打 ロハス7号

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