ベイスターズが勝ったら更新するブログ

近藤監督のスーパーカートリオ以来のホエールズ・ベイスターズファンです。 シーズン中は原則「勝ったら」更新します。時々、気分によって【号外】がでます。

2021年07月

今永を立てて臨んだ前半戦最終戦。
2回表、無死満塁のチャンスを得ながら下位打線が凡退で2死満塁となり、
やはり無死満塁はなかなか点が取れないなと思ったところで
桑原が追い込まれながら高めのストレートをうまく流し打って2点タイムリー。
まず大きな先制点を奪いました。
3回裏、近本の6号ソロで1点差に迫られますが、
4回表、今度は今永が自らを助けるタイムリーで再び2点差。
今日の今永はストレートの力、変化球の切れも良く、
コントロールも安定していて隙がありませんでした。
7回を4安打1四球10奪三振、近本の一発以外は完璧でした。
さらに8回表、宮﨑に大きな追加点の8号ソロが出て逃げ切り体勢に。
しかしその裏、2番手ヤスアキがタイガース打線に粘られて
糸原のタイムリーとサンズの押し出し四球で1点差。
さらに2死満塁で佐藤輝明という場面で砂田が登板。
てっきりエスコバーが行くと思ったので意外でしたが、
この大ピンチで砂田が思いきって真っ直ぐ勝負で空振り三振。
ここで失点したら一気にガタガタいきそうなところで、
踏みとどまってくれました。
そして9回はおとといに本当に悔しい負けを喫した三嶋が登板。
やや制球が乱れて同点の走者は許しましたが、
なんとか抑えきって16S。球宴前、最後の試合を辛くもものにしました。
今日はまずは今永の好投ですが、最大のヒーローは砂田でしょう。
ヤスアキもそこまでひどくない内容でしたが、
タイガース打線に粘られて球数も増えてしまったところで、
交代もやむなしという場面、本当によく抑えてくれました。
また、三嶋もリベンジの場面で内容はともかく結果を出したことが
とにかく良かったと思います。

さて、勝負の9連戦は3勝4敗2分けで勝ち越しならず。
前半戦86試合を終えて借金13で最下位となりました。
ただ完全に3強3弱となったペナントレースで、
4位まではわずか1.5ゲーム差ですから、
後半戦57試合の現実的な目標は
借金をどこまで減らして4位になるか、というところでしょうか。
勝率5割を目指すには35勝22敗、6割強の勝率が必要なので
大型連勝で爆発的に勝つことが求められてきます。
戦力的にはそれなりのところまでは来ているので、
どこまで行けるか、期待して見守りたいです。

8月14日の新潟でのスワローズ戦まで1ヶ月のお休み。
今までにない休みですが、この休みを有効に使って、
ケガの治療に疲労の回復、さらに若手には
スキルアップのための期間にしてもらいたいものです。
チームからはオールスターにヤスアキ、三嶋、佐野が、
またオリンピックにはヤスアキとTAが出場と言うことで、
オールスターはともかく、オリンピックはどうしても力が入るでしょうが、
主力中の主力だけに、ケガだけには気をつけてほしいと思います。

7/14 甲子園 横浜7勝8敗
デ 020 100 010 4
神 001 000 020 3

デ ○今永(3勝2敗)→山﨑→砂田→S三嶋(16S)
神 ●ガンケル(6勝1敗)→秋山→岩崎→スアレス
本塁打 近本6号、宮﨑8号


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昨日の敗戦を受けて三浦監督が三嶋と話し合ったそうですが、
どうやら配置転換はなさそうですね。
ただ今日はベンチ入りメンバーからも外れて1日お休み。
気持ちを立て直す意味でも、意味のある休みになればと思います。

そんな今日の試合は先発の坂本が素晴らしいピッチング。
ストレート、変化球ともコントロールが安定していて
タイガース打線につけいる隙を与えませんでした。
打線は初回にいきなりアルカンタラの立ち上がり、
やや制球が甘かったところを捉えて5安打で3点先制。
全て単打で昨日の9回のお返しというところでしょうか。
さらに3回にはオースティンが右方向に力のあるところを見せて
19号ソロで追加点。
坂本は6回まですいすい投げて、プロ最長イニングとなる7回に
サンズ、佐藤輝明の長短打で1点を失いますが、
後続をしっかり断って7回1失点。ナイスピッチングでした。

8回、タイガースは昨日の再来を狙ってか藤浪を登板させますが、
2匹目のドジョウというわけには行かず、佐野が四球で出塁すると
オースティンがセンターフェンス直撃のタイムリー二塁打。
さらに宮﨑、牧、ソトも続いて4連打で藤浪をKO。
この回4得点で試合を決めました。
今日も2番ショートスタメンの森は5打数2安打。
守備も肩の良いところを見せてくれて見ていてすがすがしいです。
いずれ壁にぶつかるかもしれませんが、
しばらくショートは彼に任せてみたいですね。

さて、これでようやく連敗ストップ。
オースティン、ソトも当たりがまた戻ってきたようで心強いですが、
なにより坂本がしっかり投げてくれたのが最大の収穫です。
明日は前半戦最終戦、今永を立てて勝って締めくくりたいところ。
冴えないシーズンですが、区切りの試合はものにしてほしいです。

7/13 甲子園 横浜6勝8敗
デ 301 000 040 8
神 000 000 101 2
デ ○坂本(3勝2敗)→シャッケルフォード→櫻井
神 ●アルカンタラ(2勝2敗)→二保→馬場→及川→藤浪→齋藤→岩田稔
本塁打 オースティン19号、サンズ17号




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ここのところ攻守ともに勝負所で踏ん張れない試合が続いています。
今日は先発の大貫が粘り、打線も最近鬼門の無死満塁からなんとか1点を取り、
その後森のプロ初打点となる2点タイムリーも出て3点差、
ようやく連敗を止めて9連戦、勝ち越しの可能性を残せるかと思ったのですが、
ストッパー三嶋が9回2死から5連打を浴びてサヨナラ負け。
2分けを挟み4連敗で9連戦は1勝4敗2分け、カープも勝ったので
再び最下位転落となってしまいました。

今日の試合についてはもう三嶋が仕事ができなかったということに尽きるので
これはこれで仕方がない側面はありますが、
先週の火曜日のヤスアキ、水曜日のエスコバーに続き、
ついに三嶋も痛い失点ということで、
やはり勝ちパターンのこの3人の失点が
そのままチームの勝敗につながるということを思い知らされる日々です。
ただ、三嶋についていうと、
ストッパーがオールスター前に4敗というのは、チームとしては痛いですね。
内容も7月に入ってから正直良いとは思えないので、
オリンピックではストッパーが期待されるであろうヤスアキに
9回を投げさせても良いのでは、と思ったりしてしまいます。
まぁ残り2試合なので、配置転換はないでしょうけれど・・・

残念なのは、ここのところ有吉だったり、ロメロだったり、森だったり、
いわゆる新戦力と言える選手が活躍しても、
実績ある選手が期待に応えられず、チームの勝ちにつながらないことです。
やはり新戦力が活躍してチームが勝つからこそ、
「いける!」という勢いが出るのであって、
どんなに好投しても、どんなに良い場面でヒットが出ても、
チームが勝たないと「頑張ったけれどね・・」で終わってしまいます。
そしてそのうち新戦力も結果を残せなくなる、というのは
暗黒時代によくあったパターンのような気がしてなりません。
選手1人1人が一生懸命やっているのは間違いないと思いますし、
首脳陣も色々考えて選手起用や作戦を立てていると思うのですが、
特にこういう明るい話題の少ないときだからこそ、
新戦力の活躍を白星に結びつけてほしいですし、
それができなかったときには、もっと悔しがってほしいと思います。
ついでに言うと、苦手意識のあったタイガース戦、
今日勝てば甲子園で4連勝と、
逆に相手に苦手意識を持たせることができたと思うのですが、
9回1イニングだけで逆に生き返らせてしまったのも痛いところです。
今日みたいな試合、「三嶋で負けたんだから仕方がない」
なんて言っていたら、ダメだと思います。

ともあれ、前半戦は残り2試合、その後は長い長いオリンピック休みです。
遠征続きの9連戦で疲労もピークかとは思いますが、
まずは1つ勝って連敗を止めたいですね。
ただ、本当の勝負は来年だと思うので、
特に投手陣には無理はしてほしくないと思います。
TJ手術患者が毎年出るなんて、どうなんでしょう?

7/12 甲子園 横浜5勝8敗
デ 001 000 200 3
神 000 000 004X 4
デ 大貫→エスコバー→山﨑→●三嶋(1勝4敗)
神 青柳→藤浪→○及川(2勝1敗)
本塁打 なし

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9連戦の初戦。大瀬良相手に坂本がどれだけ粘って投げられるかがカギでしたが、
初回から毎回ピンチの連続で、1回、2回はなんとか粘りましたが
3回に先頭打者から連打を浴びてさらに小園のタイムリー三塁打で2失点。
ただそのあと、無死三塁の場面から後続を三振ゲッツーもあって追加点を
許さなかったのが結果的に勝ちにつながりました。
4回には2死から投手の大瀬良を歩かせるなど、
褒められた内容ではありませんでしたが、なんとか試合を壊さずに投げました。

打線は3回まで大瀬良の前に完全に抑えられていましたが、
4回2死から佐野が初めて出塁すると、オースティンが
カウント0-2から3球目の高めの釣り球を
センターに放り込む同点18号2ラン。
一振りで同点に追いつくと、
5回から早くも2番手櫻井に継投。
この櫻井が中盤の2回を全て内野ゴロでパーフェクトピッチング。
チームとしても課題のところで素晴らしいピッチングを披露してくれました。

7回はシャッケルフォードが登板して無失点に抑えると、
8回、2番手フランスアから2死二塁の場面で
佐野が勝ち越し7号2ラン。ここぞの場面でよく打ってくれました。
その裏はヤスアキではなくエスコバーが登板して力で抑えると、
9回は三嶋が走者を許すものの無難に締めくくりゲームセット。
相手エースとの対戦を、中軸の2発で勝ちきる、
なかなか見事な試合展開でした。

今日のヒーローはもちろん同点2ラン、勝ち越し2ランの2人ですが、
見逃せないのは同点の場面でしっかり投げた
櫻井、シャッケルフォードの2人ではないでしょうか。
どうしても先発が長い回を投げられない傾向が続く中、
勝ちパターンのエスコバー、山﨑、三嶋につなぐまでのところが
どうしても弱くなってしまっていたのですが、
中盤のところをしっかり締めてくれる投手が出てくると、
勝ちにつながる可能性がグンと上がってくるように思います。
砂田も良い仕事をしているので、あとは昨年は勝ちパターンに入っていた
伊勢と平田が本来の力を出してくれれば、心配ないのですが、
長いシーズン、良いときもあれば悪いときもあるだけに、
皆でカバーし合って、試合を作っていくブルペンを
これからも期待したいです。

さて、明日は今永と九里の先発。
ベイスターズとしては白星を計算したい先発投手だけに
打線がしっかり援護してあげたいですね。
9連戦、1つ1つ、大事に戦っていきましょう。

7/6 マツダスタジアム 横浜5勝6敗1分
デ 000 200 020 4
広 002 000 000 2
デ 坂本→櫻井→○シャッケルフォード(1勝)→エスコバー→S三嶋(15S)
広 大瀬良→●フランスア(1敗)→島内
本塁打 オースティン18号、佐野7号



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さすがに前半戦、巨人戦ゼロ勝というのだけは阻止したい一戦。
そのためには先制点を取って優位に試合を進めたかったのですが、
今日も2回表、下位打線の連打から、
見事に高橋にスクイズを決められて先制を許してしまいます。
一見、一塁走者を二塁に進めるための送りバントと思わせながら
三塁走者にスタートを切らせるなんて、さすが原ジャイアンツ。
決してチームの戦力が充実している状況でもないのに
しっかり点を取ってくるあたり、さすがと思わされました。

それでも3回表、1死一、三塁のピンチを
ウィーラーのボーンヘッドと思われる走塁ミスで無失点で切り抜けると、
その裏、2死一塁から宮﨑が技ありの7号2ランをレフトに放り込み逆転。
やはり流れって、あるんだなと思いました。

先発の大貫は毎回安打を許す苦しいピッチングでしたが、
よく粘って6回2死までスクイズによる1失点のみ。
ちょうど100球投げて、6回裏2死一塁で大城という場面で
念には念を入れる継投で砂田に代わりましたが、
被安打9で1失点、よく投げたといっておきましょう。

打線は追加点がほしいところ、
5回裏1死三塁のチャンスをものにできませんでしたが、
7回裏に先頭の桑原が四球で出塁すると、
伊藤光の送りバントが小フライとなり、キャッチャー大城が
わざとバウンドさせて併殺を狙いましたが、きちんと捕球できず
ボールが転がってしまい結局普通の送りバントになって1死二塁。
絶好のチャンスに佐野が初球の甘いボールを逃さず
右中間を破るタイムリー二塁打。相手の小さなミスにたたみかける
素晴らしいバッティングで大きな追加点を奪いました。
ただ、その後の1死満塁はデラロサの前にソト、牧が連続三振。
とどめを刺す感じにはなりませんでした。

そうなると今度はピンチが待っていて、
8回表は山﨑が連打で無死一、二塁のピンチ。
坂本が初球を打って大きなライトフライで1死一、三塁となって
打者は昨年までの同僚梶谷。
ツーシームを続けるもファウルで粘られ、どうなるかと思いましたが
フルカウントから最後はインコースのストレートで見逃し三振。
スタートを切っていた一塁走者も伊藤光がしっかり刺して、最高の三振ゲッツー。

これで最大のピンチをしのげたかと思いましたが、
9回表は三嶋が大城に甘く入ったスライダーをライトスタンドに放り込まれ、
さらに若林、そして開幕戦で痛い目に遭った代打亀井にもヒットを打たれて
一打逆転の大ピンチ。ジャイアンツに1つ勝つのがこんなに大変かと
思わざるを得ない展開でしたが、ウィーラーがスライダーを引っかけて
教科書通りのショートゴロ併殺でゲームセット。
本当にヒヤヒヤものでしたが、なんとか逃げ切ってようやくの巨人戦初勝利です。
まぁ課題がないわけではありませんが、
正直メンタル的な要素が大きかったと思うので、
1つ勝ったことで次からは臆せず戦えると思いたいところです。
まだ8月以降に対戦がたくさん残っていますので、
ここからやり返してやりましょう。

さて、火曜日からは広島、名古屋、甲子園と遠征続きの9連戦。
4位中日には1ゲーム差、6位広島とは1.5ゲーム差だけに、
まずは最初の6試合、しっかり勝ち越して順位を上げたいものです。
ここまでの戦いで明白なようにカギは先発投手陣。
なんとか先発が頑張って、リードしてブルペンにバトンタッチという展開を
どれだけ作れるかが勝負でしょう。上茶谷や有吉あたりの昇格が
あるでしょうから、彼らの頑張りに期待したいです。

7/4 神宮 横浜1勝8敗3分
巨 010 000 001 2
デ 002 000 10X 3
巨 ●高橋(8勝3敗)→桜井→鍵谷→デラロサ→今村
デ ○大貫(3勝5敗)→砂田→エスコバー→山﨑→S三嶋(14S)
本塁打 宮﨑7号、大城8号



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