ベイスターズが勝ったら更新するブログ

近藤監督のスーパーカートリオ以来のホエールズ・ベイスターズファンです。 シーズン中は原則「勝ったら」更新します。時々、気分によって【号外】がでます。

2019年10月

今日はドラフト会議。ベイスターズからは今年は7人の指名がありました。

1位 森  敬斗 内 右左 桐蔭学園高  17歳
2位 坂本 祐哉 投 左左 立命館大   22歳
3位 伊勢 大夢 投 右右 明治大    21歳
4位 東妻 純平 捕 右右 智辯和歌山高 18歳
5位 田部 隼人 内 右右 開星高    17歳
6位 蝦名 達夫 外 右右 青森大    22歳
7位 浅田 将汰 投 右右 有明高    18歳

ドラフト1位は今年は投手ではなく筒香以来10年ぶりの
高校生野手、桐蔭学園の森選手になりました。
昨年、報徳学園の小園選手を指名して抽選で外れてしまったので、
その流れから今年こそは高校No.1クラスのショートを取りにいったと
理解できる指名です。イケメンでもあり将来の主力が期待されます。
2位の坂本投手は東投手の大学の後輩で同じ左腕ですね。
先発が期待されますが、チーム的には中継ぎでも期待したいです。
3位の伊勢投手は右のサイド気味に投げる投手。
スワローズ村上選手の高校の先輩だそうですが、
こちらも中継ぎで期待でしょうか。
4位の東妻捕手はマリーンズの今年のルーキー東妻勇輔投手の弟。
智辯和歌山では元タイガースの中谷監督に指導を受けた強肩捕手。
昨年の益子捕手と並んで将来が楽しみです。
5位の田部内野手は大型のショートで開星高校出身。梶谷の後輩ですね。
6位の蝦名外野手は俊足強肩の大型外野手ということで、なにせ桑原と
細川しか右の外野手はいませんので、楽しみな存在です。
7位の浅田投手は今年のU-18代表にも選ばれた速球派投手。
佐々木、奥川といったドラ1組を追い抜きたいというその意気やよしです。
こうして見ると、年齢層、ポジション的には
現在足りない層がしっかり補強できた、良い指名だったと思います。

・高卒の内野手が左右1人ずつ。内野は来季、高卒4年目相当の
 知野が最年少であることを考えるとちょうど良い年齢層。
・高卒の捕手が1人。捕手は絶対数が足りないこともあり、
 時間がかかるポジションでもあるので必要。
・投手は何人いても良いが、綾部の退団でちょうど穴の空いた
 大卒のところで左右1人ずつ獲得できたのはグッド。
 また将来性のある高校生も下位でしっかり指名できた。
20191017ベイスターズ投手野手

現有戦力(筒香もMLB挑戦ということで退団とみています)は、
上の表のようになり、支配下登録選手が66人となります。
外国人はバリオスをリリースして誰か代わりに1人採ると思いますが、
そうなると後はトレードかFA、トライアウト組で補うことになります。
投手は中継ぎ陣の勤続疲労や、先発候補が伸び悩んだり2年目のジンクスに
はまる可能性を考慮すると、即1軍クラスが最低あと1人はほしい所。
捕手もあと1枚、頭数が足りないように思います。
ケガとかがなければ、オリックスを戦力外になってしまった高城を
呼び戻しても良いのではないでしょうか。
内外野についてはとにかく筒香の抜ける穴をどう考えるかですね。
同じような選手はとりようがないですが、
個人的には他球団の戦力外組では
T鳥谷とかS大引といったベテランとか、
まだ足がいけるのならD亀澤などは、
今のベイスターズにないものがあるように思うので、
獲得を考えても良いように思います。
いずれにせよ来季、本気で優勝を狙うためには
もう一歩補強が必要と思われるだけに、
ストーブリーグの動きを注目したいと思います。

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前回に引き続き、2019年シーズンの振り返り、今度は野手編です。

以下は開幕時もしくは途中入団時の期待値に対する個人的な評価です。
S:予想を遥かに超える素晴らしい活躍。
A:予想を上回る活躍ぶり。
B:おおむね予想通りの活躍。
C:予想を下回ったが、一応合格点。
D:期待を裏切る結果。不合格。
E:期待を大きく裏切る結果。論外。
-:1軍未出場など、実質的に評価の対象外。
*:今季限りで退団が決まった、もしくは決定的な選手。

<野手>
00 宮本 D 韋駄天として期待もファームで経験を積む1年。来年どうなるか。
0 中井 B 戦力外から加入も対左の二塁先発や代打で活躍。期待通りでした。
1 桑原 E 打撃絶不調で神里との争いに敗れる。守備は定評あるだけに奮起を!
2 ロペス B チームに不可欠な存在だが年齢からか衰えが見える。来年は勝負所。
3 梶谷 D 8月以降は見事だったが、来年こそレギュラーを取り返してほしい。
4 伊藤裕 A 長打力は魅力。新人王資格を残し、来季はレギュラー取りなるか。
5 倉本 E 桑原と並びかつての不動のスタメンはどこへ。このまま終わるのか?
7 石川 B 生え抜きベテランとしての役割大だが、まだ老け込む年ではないはず。
8 神里 A 打撃好調でレギュラーの座をつかむが、後半落ち込み来年どうなる?
9 大和 B 好守で魅せるが、打撃がもう一歩。ただ1年よくやってくれました。
10 戸柱 C 伊藤光と比べて何か負けないものがほしい所。頑張って!
23 大河 -* ファームでも数字が伸びず、高卒3年で戦力外。お疲れ様でした。
25 筒香 A* 個人成績は不満も、2位になれた最大の功労者。MLB挑戦応援します
29 伊藤光 B 好守ともにさすがの実力。来年はベストナインを狙ってほしい所。
31 柴田 B 打席は多くなかったが打力は大いに向上。来年こそはレギュラーを。
32 益子 - 捕手は時間がかかるので、ファームでしっかり経験を積んでほしい。
33 乙坂 B 控え1番手で活躍も、もっともっとできるはず。
36 狩野 -* 大卒3年で戦力外。打力が伴わなかったか。お疲れさまでした。
37 楠本 C オープン戦首位打者も1軍定着ならず。来年こそ飛躍の年に。
38 山下 - 一軍出場機会なしも、ファームで奮闘。チャンスは必ず来るはず。
39 嶺井 C 来年も戸柱との2番手争いか。好守とも、もう一歩精度を上げたい。
40 飛雄馬 D 一軍で結果を残せず。年齢的にもそろそろ勝負所。
44 佐野 A 左の代打の切り札に成長。筒香の後のレフトを奪えるか、来年が勝負。
50 山本 A 延長12回2死満塁のサヨナラ打は見事。いい経験を積んでいます。
51 宮﨑 C 序盤の不調が響き3年連続3割ならず。それでもチームトップは見事。
52 細川 C 選球眼が上がってきたが、やはり長打をもっと魅せてほしい。
57 青柳 -* こちらも高卒4年で戦力外。第2の人生、頑張ってください。
60 知野 - ファームで多くの経験を積んで、来年は1軍出場なるか。
61 中川大 -* 中井加入の割を食ったかチャンスが少なく戦力外。お疲れさまでした。
63 関根 D ファームでは無敵も1軍ではさっぱり。メキシコ行きで尻に火がつくか?
64 百瀬 D 1軍初出場は果たしたが、高卒6年目の来年が勝負の年になりそう。
66 西森 -* ユーティリティー的な役割含め、長年お疲れさまでした。
99 ソト A 2年連続本塁打王を含む2冠は見事。守備と走塁はもっとできるはず?

今年も筒香、ロペス、宮﨑、ソトの重量級4人組中心の打線でしたが、
前年と比べて全体的に数字は下降気味。その中でソトの2冠は見事でした。
課題はこの4人の前を打つ1・2番でしたが、
神里が成長しましたが後半は伸び悩み、
相手投手等によって頻繁に打線を入れ替えることとなりました。
左腕が相手だと中井や大和が1番ということもありましたが、
ほとんど機動力が使えず打つだけの攻撃で、
集中打や一発が出れば点が取れますが、
足を絡めたりバントや進塁打でランナーを進める攻撃は苦手で
打てるときは良いが、だめなときは打つ手なしと見えてしまうのは
ファンとしてはややつらいところでした。
捕手は移籍2年目となる伊藤光がレギュラーに定着し、
守備面の安定度が増したと感じます。

20191014ベイスターズ野手
野手の現有戦力はこんな感じですが、
来年は筒香のMLB挑戦で大きな穴が空くので、そこがどうなるか。
梶谷・桑原の復活や、
佐野・伊藤裕季也・柴田・乙坂・細川・楠本らの成長に期待したいし、
筒香が抜ける分、もう少し小技にも力を入れることになろうかと思うので、
そんなに不安はしていないのですが、
彼らに続く内外野の若手として高校生の野手2人くらいと
大卒くらいの捕手、内野手あたりは人数的に採っておきたいところです。
あとは個人的にはタイガースから鳥谷に来てもらいたいなぁと。
選手としての力は落ちてきているのは間違いないですが、
若手にとって学ぶべきものがたくさんあるレジェンドだと思うのです。
あと、単純に長距離砲をということなら、札束攻勢次第で
来年から日本人枠になる右のホームランバッターを採る選択肢もありますが、
守備を考えるとさすがにこれはないでしょうね・・

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今年もオフシーズンモードということで、
まずはシーズンを振り返っての選手寸評と
ドラフト会議に向けての補強を考えてみたいと思います。

まずは投手編。シーズン通しての選手寸評からです。
以下は開幕時もしくは途中入団時の期待値に対する個人的な評価です。
S:予想を遥かに超える素晴らしい活躍。
A:予想を上回る活躍ぶり。
B:おおむね予想通りの活躍。
C:予想を下回ったが、一応合格点。
D:期待を裏切る結果。不合格。
E:期待を大きく裏切る結果。論外。
-:1軍未登板など、実質的に評価の対象外。
*:今季限りで退団が決まった、もしくは決定的な選手。

<投手>
11 東  D 昨年新人王も肘の不調で7先発のみ。ちゃんと治して来年に期待。
12 阪口 C プロ初登板は光ったが後は続かずも、いい経験の1年。
14 石田 B 出遅れたが中継ぎ、先発とフル回転で頑張ったことは評価したい。
15 井納 C 起用法など不遇もあったが物足りない。もう一花咲かせられるはず。
16 大貫 A 先発の一角で頑張ったが、パワーアップしないと来年は厳しいのでは。
17 三嶋 A 防御率はともかく場面を選ばずよく投げた。体のメンテだけ心配。
19 山﨑 B 2年連続タイトルは立派。2死無走者からの同点劇など、課題も残る。
21 今永 S 見事復活した今年のMVP。しっかり体を休めて来年が勝負。
24 齋藤 A ケガから復活して1軍初登板。来年はフルに1軍に食い込みたい。
26 濱口 C 2完封は見事だが離脱が痛かった。実力はあるだけに物足りない。
27 上茶谷 A 大卒ドラ1の好成績を今年もキープ。来年は規定投球回を目指せ!
28 勝又 - ファームで1年目からそれなりに登板。じっくり鍛えてほしい。
30 飯塚 E 先発ローテが期待されたが大コケ。来年6年目、このオフが勝負。
34 平田 D 1軍では投げれば失点で印象が悪い。来年は背水の陣か。
35 三上 D 勤続疲労で肘のクリーニング手術。来年しっかり復活を期待。
41 櫻井 A 1軍で14試合と経験を積む。さらにパワーアップして飛躍を期待。
42 バリオス D パットン離脱後に1軍に呼ばれなかった時点で厳しい気が・・
43 進藤 D 難しい面もあったが結果残せず。来年が勝負の年。
45 綾部 -* 期待の右腕だったのに不祥事は残念。でも人生やり直せます。
46 田中 - 音信不通からTJ手術。本当の勝負は再来年だが待ってもらえるか。
47 砂田 D 調子が上がらず?二軍が長かった。パワーアップして出直しを。
48 京山 D 期待の若手右腕も1軍では6連敗と壁にぶつかった。頑張れ!
49 赤間 C チャンスはあったがものにできず。なんとか1軍に食い込みたい。
53 パットン D 成績はともかく冷蔵庫パンチでの離脱は・・来年は頼みます。
54 寺田 -* 色々チャレンジされたようでしたが力及ばず。お疲れ様でした。
56 濱矢 D 熊原とトレードで加入も初登板で結果残せず。メキシコで伸びるか。
58 武藤 A パワーアップしてビハインド中心の中継ぎで活躍。来年も頑張れ!
59 平良 B 出遅れも先発の一角で好投。スタミナつけて年間通した活躍を期待。
62 エスコバー S ブルペンのMVP。とにかくよく投げた。まずは来年も契約を。
65 国吉 A 三嶋と並び様々な場面でよく投げた。100マイルも計時。来年が大事。
67 古村 - 復帰入団もいきなり手術。勝負は来年だがチャンスは限られそう。
68 藤岡 A ベテラン右腕が武藤と並びブルペンを支えてくれた。感謝。
91 中後 D* チャンスをものにできず戦力外。お疲れ様でした。
92 田村 -* 支配下登録されたのに投球を見失ったか二軍でも乱調で戦力外。残念。
93 中川虎 A ファームで躍進し支配下登録、1軍登板を果たす。来年が楽しみ。
94 笠井 B 開幕1軍入りを果たし中継ぎで頑張る。来年も1軍に食いこめるか。
97 ソリス E* なんのために採ったのかわからなかった。さようなら。
100 宮城 - 勝又と並び1年目からファームで経験を積む。まずは支配下登録へ。
106 水野 -* 期待の大卒ドラ2だったがケガに泣き3年で戦力外。お疲れ様でした。
107 コルデロ - ちょっと今のところ?な存在。まぁ育成枠だからいいのか?

先発はローテを守ったと言えるのは今永、上茶谷のみ。
濱口、東、石田が出遅れ等もありフルシーズン活躍できず、
ベテラン井納も不完全燃焼。
期待の若手も平良以外は軒並み討ち死に状態で、
戦力の底上げにつながったのは上茶谷、大貫のルーキー2人のみでした。
ブルペンは安定のヤスアキを中心に、
エスコバー、三嶋が前年を上回る70試合超の登板とフル回転。
一方、肘のクリーニング手術で三上が離脱。砂田もここ2年の冴えがなく、
パットンも不安定な時期が多く最後は冷蔵庫パンチで離脱と残念な結果でした。
この穴を埋めたのはようやく覚醒した感のある国吉に
救援転向の石田、そしてベテランの藤岡に武藤でした。
笠井、齋藤、櫻井もチャンスをつかみましたがもう一歩。
そういう意味でブランニューの新戦力に乏しい印象を受けますので、
下手をすると来年、勤続疲労で総崩れのリスクがあるとも言えます。
このオフの疲労回復を含めた取り組みが、本当に大事になりそうです。
なお、ハマスタという打者有利の球場で相手を押さえ込むために
ボールが速く奪三振率の高い投手を他球団以上に重視しているように思われます。
この作戦は今のところ有効に機能していると感じます。

続いて現有戦力の表を記します。
20191014ベイスターズ投手
やはりこうして見ると24歳以下の若い層が物足りないですね。
今年並みの成績を維持するだけでも、
先発候補となり得る大卒の右腕は最低1枚。
あと即戦力の中継ぎも左右1人ずつ、
また将来の主力を期待する高卒の投手も左右1人ずつはほしいところです。
特にやはり左のリリーフで計算できるのが
今のところエスコバーと石田しかいないことを考えると、
左の即戦力リリーフは必須と思われます。
個人的には石田には先発で頑張ってほしいので、なおさらです。
あと、エスコバーとの契約、なんとかまとめてほしいですが、
2年総額260万ドル、出来高込みで300万ドル位で残ってくれないかなぁ。
同じくらいの左腕、簡単にはとれないように思います。
戦力的には今永、濱口、石田、東の左腕カルテットがローテに揃って
これに上茶谷、平良、井納、大貫らが絡めば優勝は十分できると思うのですが、
なかなかこれが実現しないもの現実で、
そのためにはとにもかくにもコンディションということになるのかもしれません。

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負けたら終わりの最終戦。
雨の中、1点を争う展開となりましたが、
6回表、暴投で先制点を許してしまうと、
7回裏、絶好のチャンスで同点止まり。
そして直後の8回表、
1死からの死球がきっかけで盗塁、暴投、犠牲フライと
ノーヒットで決勝点を献上。
終盤、懸命の反撃も及ばず、今シーズン終戦となりました。
昨日の試合と違って、
リードする展開に持ち込めなかったのが痛かったと思います。

監督のコメントにもありましたが選手はそれぞれ精一杯、
よくやってくれたと思いますが、
今日の試合を見ても、やはり上を目指すには、
まだ足りないものが多いチームのように思います。
ともあれ、1年間、本当に楽しませていただきました。
22年ぶりの2位。素晴らしかったと思います。
ありがとうございました。

そしてタイガースファンの皆さん、おめでとうございます。
あさってからの東京ドームのファイナルステージ、
健闘を祈りたいと思います。

今シーズンの当ブログの通常更新はこれで終了です。
ご覧くださった皆様、ありがとうございました。
オフシーズンも不定期に気ままに更新することになると思いますが、
引き続きおつきあいください。

10/7 横浜 横浜1勝2敗
神 000 001 010 2
デ 000 000 100 1
神 高橋遙→島本→岩崎→○ドリス(2勝)→S藤川(2S)
デ 平良→石田→国吉→上茶谷→●エスコバー(2敗)→三嶋→山﨑
本塁打 なし


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sIMG_2080

縁あってチケットが手に入ったので、
CS第2戦、現地に行って参りました。
本当は勝ち抜けを決める試合のつもりだったのですが・・
しかし凄い熱戦でした。少し長くなりますが、
スコアを見ながら振り返りたいと思います。

先発は濱口と青柳。
初回、濱口は近本にいきなり右中間への二塁打を許し、
北條にもあっさり送りバントを決められて1死三塁のピンチ。
しかしここは福留が初球を打って前進守備のショート正面へのゴロ。
マルテは歩かせてしまいますが、まぁこれは想定の範囲内。
続く大山は変化球にタイミングが全く合っていないようで
チェンジアップで空振り三振。なんとか無失点で切り抜けました。
このあたり、福留、元気なさそうだったんですけどね。

一方1回の裏のベイスターズ、先頭の神里がセカンドへの内野安打。
最初からヘッドスライディングで執念を見せつけます。
ただソトは外角の変化球で空振り三振。
筒香はなんとか進塁打となるセカンドゴロで2死二塁。
4番ロペスに期待がかかるところ、打ち損じ気味で追い込まれながら
最後は見事にレフト上段への先制2ラン。
レフトの福留が全然追うそぶりを見せないほどの完璧な一発で
今日もベイスターズが先制します。

2回表の濱口は簡単に2死を撮りながら中谷をストレートの四球で
出塁させるなどややもったいない内容。ただそういうところに
目くじらを立てても仕方がない投手でしょう。
その裏、ベイスターズも柴田の鮮やかなヒットのあとで
濱口が四球をもらうなどラッキーがありましたが得点ならず。
柴田が出塁した無死一塁で、8番大和で強攻になってしまうのが
つらいところと感じました。送りバントで1死二塁で濱口、
仮に三振でも2死二塁で好調の神里、ソトで勝負という判断で
良いと思うのですが、走者を進めてプレッシャーをかける気が
ないのがタイガースと対照的すぎて、相変わらず気がかりです。

その後は3回裏に先頭の筒香が鮮やかな流し打ちでのソロ本塁打。
最初はレフトにとられるかと思ったのですが結構伸びてスタンドイン。
筒香、昨日に続きさすがのバッティングで、ベイスターズペースの序盤です。

しかし勝ち投手の権利がかかる5回表、2死から濱口が捕まります。
2死一塁で打者北條。追い込みましたが、最後は変化球が高かったのか、
少し開けていた三塁線を突破されるタイムリー二塁打を許してしまいます。
結構きわどいタイミングでしたが中継の大和の送球がいまいちのうえに
戸柱が後逸してしまって一塁走者生還、さらに打者走者も三塁に進むという
もったいない守備でした。しかも続く福留がしぶとくライト前へタイムリー。
1点は仕方ないにしても、この2点目は痛かった。
ここで頑張ってきた濱口が降板。2番手に早くも三嶋が登板。
三嶋はいきなりマルテに三遊間を破られてピンチを広げてしまいますが、
続く大山は打ち取ってなんとか1点差を守ります。
しかし、ここで三嶋登板ではまたまた回またぎか、そんな気もしました。

5回裏は2番手守屋の前にあっさり三者凡退。
すると三嶋をあっさり代えて6回表は連投の今永が登板。
エースの力に期待しましたが、
先頭の糸原が不運な内野安打で出塁すると、
梅野が絶妙な送りバントで1死二塁。またまたピンチです。
続く中谷は、前回レギュラーシーズン最終戦でやられているだけに
意地でも抑えたいところ、粘られましたが最後はチェンジアップで三振。
しかしその後の上本には制球が乱れ、ワイルドピッチの後に
最後はレフト前にあっさりはじき返されてついに同点。
今永、踏ん張りきれませんでした。

それでも6回裏、3番手ガルシアが制球を乱して
大和が四球で出塁すると、続く代打中井の当たりはぼてぼての一塁ゴロで
かろうじて大和は二塁へ。2死二塁で好調の神里が
サードのグラブをかすめるようなライナーのレフト前ヒットを放ち、
二塁から大和が激走でホームイン。福留の返球もタイミングは微妙でしたが
ちょっとそれてしまって梅野はタッチできませんでした。
同点に追いつかれたところですかさず勝ち越し。
神里には感謝しかありません。

すると7回表は復活のパットン将軍が登板。
大いに期待しましたが、北條にあっさりヒットを許し、
代走植田でプレッシャーをかけられる厳しい展開。
しかし戸柱が植田の盗塁を刺すファインプレー。
これで落ち着いてほしかったのですが、フルカウントから
福留にぶつけてしまうと、マルテにもあっさり三遊間を破られて
1死一、二塁。ここでパットンは交代。まだ本調子ではなさそうです。
リリーフは昨日悔しい思いをしたエスコバー。
今日は昨日と打って変わってストレートが決まっていて
代打原口はセンターフライ。続く糸原も詰まった内野ゴロで
柴田が素早い動きで間一髪、一塁でアウトを取ってくれました。

ピンチの後にチャンスありで7回裏はドリスが登板しますが
ロペス・宮﨑の短長打で無死二、三塁の大チャンス。
さらに代打梶谷登場で球場のボルテージは最高潮。
しかしここはドリスが踏ん張り梶谷三振、柴田も三振、
最後は大和がイージーゴロで無得点。
柴田、大和に代打佐野とか乙坂を出せないのが、
この布陣の弱点ですね・・・

そして8回表、エスコバーが今日も回またぎかと思ったら、
ゾンビネーションが流れてファンもびっくりヤスアキ登場。
梅野からの下位打線でしたがあっさり2アウトを取り、
最後は因縁の相手の1人である上本から見逃し三振。
素晴らしい内容でした。

8回裏は岩崎が登板。2死からソトが四球を選び、
桑原が代走に出て打者筒香。期待が高まりましたが
とらえたと思った打球は思ったほど伸びずライトフライ。
追加点が奪えません。

9回表は2イニング目となる山﨑康晃。
いつもと同じ雰囲気作りという配慮があったのか、
本日2回目のゾンビネーションにヤスアキジャンプという
光景の中、マウンドに上がると、近本、代打木浪を簡単に仕留めて
あと1人でゲームセットという場面まで来ましたが、
福留にカウント2-0からまさかの同点ソロ被弾。
ツーシームが2つ外れた後のストレートだったと思うのですが、
打った瞬間というライト上段への大きな一発。
失投なんでしょうね。
いつもながら、この人にはやられっぱなしです。
ヤスアキも滅多にない回またぎであと1人。
ここは抑えてほしかったのですが、手痛い一発でした。
続くマルテはなんとか三振で、ないはずの9回裏へ。

延長はなんとか避けたい場面でしたが、
タイガースも12回まで考えてのことか、岩崎が続投。
ロペスは三振になりますが、宮﨑がショートの頭を越すヒットで
出塁すると、山﨑康晃の打順で代打乙坂。
初球、バントの構えを見せますがボール。
セーフティー気味にやっても面白いかと思っていたら、
2球目を強振して打球は一気にライトスタンドへ。
涙が出るほどうれしかった劇的なサヨナラ2ランホームラン。
予想を超える最高の幕切れとなりました。

これでどうにか明日へ、つながることができました。
乙坂、本当にありがとう。色々なものを救ってくれました。

明日に向けて、正直、攻撃陣はヒットは出ていますが
相変わらず相手にプレッシャーのかける攻撃がうまくなく、
頼みの綱は得意の一発攻勢。
これはこれで相手にプレッシャーですが、
荒さと表裏一体で微妙なところ。
一方投手陣は正直皆さん一杯一杯で、
誰が投げるにしても盤石とは言えず、
好投をお祈りするしかない状況ですが、
それでも、誰かがやられたら誰かがカバーする、
そんな全員野球を見せてくれていると思います。
明日は平良と高橋の先発。
もちろん負けてしまえばそこで今シーズンは終了です。
不安も不満も色々ありますが、
とにかく選手、監督、コーチの皆さん、
悔いのない戦いをしてください。
とにかく今日のように先手をとって、
タイガースにリードを許さないこと。
それにつきるでしょう。
今日は一進一退の好試合、
色々ありましたが、勝てて本当に良かったです。
明日の勝利を願います。

10/6 横浜 横浜1勝1敗
神 000 021 001 4
デ 201 001 002X 6

神 青柳→守屋→ガルシア→ドリス→●岩崎(1敗)
デ 濱口→三嶋→今永→パットン→エスコバー→○山﨑(1勝)
本塁打 ロペス1号、筒香2号、福留1号、乙坂1号


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初の本拠地開催となるCS第1戦。
筒香の先制3ランから始まり、
中盤までは理想的な展開でしたが、
7回、まさかのバリオス起用から一気に暗転。
8回も明らかに不調のエスコバーを回またぎさせましたが
2死から捕まる最悪の展開で大逆転負け。

選手はみんなよくやってくれたと思います。
色々言いたいことはありますが、まずは明日。
スタジアムを埋め尽くす大応援団の声援に
応える戦いを期待します。
このまま終わってほしくありません。
意地を見せてほしい。

10/5 横浜 横浜1敗
神 000 100 430 8
デ 300 040 000 7
神 西→守屋→ガルシア→島本→能見→○ドリス(1勝)→岩崎→S藤川(1S)
デ 石田→今永→バリオス→●エスコバー(1敗)→国吉
本塁打 筒香1号、北條1号

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