ベイスターズが勝ったら更新するブログ

近藤監督のスーパーカートリオ以来のホエールズ・ベイスターズファンです。 シーズン中は原則「勝ったら」更新します。時々、気分によって【号外】がでます。

2016年07月

最後はヒヤヒヤしましたが、
井納が期待に応えて粘りのピッチング。
好調な打線は今日も梶谷・筒香で3本塁打。
黒田をKOしてカード勝ち越し決定です。

ここのところ勝ちがついていなかった井納ですが、
三者凡退は6回だけと今日は走者を出しながら
よく踏ん張りました。本日のヒーローでしょう。
黒田にタイムリーを許したのは余計でしたが、
それでも6回1失点で1ヶ月ぶりの6勝目。
次は7回投げきってほしいものです。

打線は2周り目の4回、
連続四球で作ったチャンスから
ロペスのタイムリー二塁打、倉本のタイムリー、
戸柱のスクイズで3点を先制。
さらに5回には2死から
梶谷、筒香の見事な連続アーチで点差を広げると、
7回には梶谷が2打席連続の9号2ラン。
連打に一発が加わり今日も見事な攻撃でした。
筒香はこれで月間16本塁打。
オールスターでの2試合2本塁打を含めれば、
月間18本塁打ですから、バレンティンの記録に
実質的には並んだといったら怒られそうですが、
いずれにせよ、素晴らしい記録です。
明日も勝負所での一振り、よろしくお願いします。

継投は7回田中、8回須田と手堅く決めて
最終回、ザガースキーが小窪に満塁弾をくって
よもやの展開になりましたが、
なんとか山﨑康晃が締めくくって24S。
これでついに貯金1となりました。
明日は今永と岡田のドラ1対決。
前回5月28日の対戦では勝っていますが、
明日も負けるわけにはいきません。
後半戦を占う上で大事な一戦。
今永のピッチングに期待です。

7/30 マツダスタジアム 横浜9勝7敗
デ 000 320 200 7
広 000 100 004 5
デ ○井納(6勝8敗)→田中→須田→ザガースキー→S山﨑康(24S)
広 ●黒田(7勝6敗)→今村→薮田→江草
本塁打 梶谷8号、9号、筒香32号、小窪2号


今日から広島に移動してカープとの3連戦。
昨日の大敗を切り替えて・・と思っていましたら
筒香の2発を筆頭にロペス、桑原、梶谷にも一発が出て、
毎回24安打で今季最多の19得点。圧勝です。
19点なんて記憶にないなぁと調べてみましたが、
とりあえず3年前に17点とった試合がありましたが、
それ以降さかのぼってみてもなかなか見つからず、
少なくとも当ブログを書き出した2009年以降では初めてのようです。
とにかく今日も筒香でしょう。
初回先制3ラン。
3回には先頭打者で出塁してロペスの2ランで生還。
4回には相手を突き放す3ラン。
5回には大量得点の中で四球。
ここまで4打席全て出塁して4得点3安打6打点。
チーム新記録の月間15本塁打に
プロ野球史上初らしい月間6度目の1試合2本塁打。
ついに山田哲人を本塁打で追い越してしまいました。
今月残り2試合、どこまで記録が伸ばせるか、楽しみです。

カープの勝ち頭の野村を撃破しての大勝で、
いやが上にも勢いづいたところで明日は井納と黒田の先発。
今日勝ったからこそ、ますます明日が大事です。
いくら打線が好調とはいえ、
今日みたいな大量点はそんなに期待できないでしょう。
久々の貯金1に向けて、
井納がしっかり投げて、打線の援護を待ってほしいものです。

7/29 マツダスタジアム 横浜8勝7敗
デ 302 365 000 19
広 011 000 001 3
デ ○石田(7勝3敗)→田中→長田
広 ●野村(12勝3敗)→オスカル→久本→九里→今村
本塁打 筒香30号、31号、鈴木15号、ロペス20号、桑原7号、梶谷7号


正直、ちょっとできすぎの展開となりました。
先発ペトリックから5投手継投での完封リレー。
ついに再び借金完済です。

初勝利もドラゴンズ戦とはいえ、
そんなに甘くはないと思っていたのですが、
ペトリックが好投。
連打も許さず6回途中まで散発3安打無失点。
これで勝負に持ち込めました。

打線は2回に相手エラーで先制の1点のみですが、
6回途中から加賀、さらには7回須田と継投が決まって
ドラゴンズに得点を許しません。
加賀はビシエドとの対戦でスライダーが甘く入ったようですが
タイミングが合わなかったかショートフライ。
結果オーライかもしれませんが、らしさを見せてくれました。

そして8回、大野にはめっぽう強い筒香が
2死から高々と打ち上げてライトスタンドぎりぎりの29号。
一発狙うしかない場面で打ててしまうのが今の筒香でしょうか。
先制点のホームも踏んで、打線は今日は筒香の日でありました。

8回からは昨日失点の三上が今日は三者凡退。
そして9回は山﨑康晃がいつものように先頭打者を出塁させますが
後続は断ち切って23S。完封リレー達成です。

これで久しぶりの勝率5割ですが、
次は貯金を作らなくてはいけません。
今シーズンはまだ貯金2までいけていないので、
まずはここを目指していきたいところ。
明日は熊原が先発。
三上、山﨑康晃が2連投なので
できれば休ませられるくらい打線が打ってくれるとよいですが、
ちょっと虫がよいでしょうか。
ともあれ先発が頑張ればよい試合になるのは間違いないだけに、
まずは熊原の頑張りを期待したいと思います。

7/27 ナゴヤドーム 横浜9勝6敗1分
デ 010 000 010 2
中 000 000 000 0
デ ○ペトリック(2勝1敗)→加賀→須田→三上→S山﨑康(23S)
中 ●大野(5勝5敗)→岩瀬
本塁打 筒香29号


今日から6連戦が6週続く真夏の勝負所に入ります。
今週は名古屋と広島の遠征。
来週以降はしばらくハマスタと東京ドーム、神宮と
関東での試合になるので
今週の1週間をどう戦うかが大事になるように思います。

そんな6連戦の初戦でしたが、打線が序盤から得点を重ね、
先発久保康友が7回10奪三振自責点ゼロの好投。
終盤には梶谷、ロペスにも一発が飛び出して快勝となりました。
まずはなんと言っても久保でしょうか。
現状、7回まで計算できる先発が少ない中で、
文句なしのピッチングだったと思います。
初回、バックに足を引っ張られ、自らのワイルドピッチも
ありましたが2失点ですんだところがラッキーでした。

打線はちょっと気がかりだった梶谷とロペスが
それぞれ本塁打を含む2安打3打点。
桑原も2安打2得点と役割を果たして
ようやくどん底から復調となるでしょうか。
先週は筒香の超人的な活躍が目立ちましたが、
やはりチーム一丸となって勝ち星をつかむためには
桑原、エリアンがチャンスを作り、
梶谷、筒香、ロペスで返すという形が
定着することが大事だと思います。
その意味では今日の勝ちは大きいのではないでしょうか。

これで再び借金1。まずは5割復帰に向け、
明日、ペトリックに期待したいところです。
相手はエース大野が登板ですが、
先日の対戦では白崎、筒香が一発を見舞うなど
そんなに苦手意識はないはずですから
早めの援護でペトリックを楽に投げさせたいですね。

7/26 ナゴヤドーム 横浜8勝6敗1分
デ 203 000 110 7
中 200 000 010 3
デ ○久保康(5勝5敗)→三上→山﨑康
中 ●若松(7勝7敗)→岡田→阿知羅→小川
本塁打 梶谷6号、ロペス19号、ビシエド20号


カード勝ち越しがかかる大事な2戦目。
今日は筒香に一発は出ませんでしたが、
3点ビハインドの6回裏に怒濤の代打攻勢で逆転勝ち。
ついに借金完済も目の前です。

先発の井納は期待していたのですが残念な内容。
力はありましたがやはり肝心なところの制球でしょうか、
本人のコメントにもありましたが先頭打者を出し過ぎで、
6回は連続四球でピンチを作ってタイムリー、ワイルドピッチ、
またタイムリーと最悪な展開。
よくこの程度で収まったという印象でした。

打線は大竹寛から走者を出すものの不完全燃焼の感が
強い攻撃でしたが、6回、筒香のフェンス直撃打から反撃開始。
ロペスはいい当たりのサードライナーに倒れますが、
好調の倉本が追い込まれながらしぶとく三遊間を抜いて一、二塁。
ここで代打1番手は宮﨑。こちらも追い込まれますが
見事な右打ちで満塁にチャンスを広げます。
当然、満塁のチャンスには代打下園。
ジャイアンツは山口にスイッチしますが、
下園が低めの変化球をうまく拾ってライト前へタイムリー。
なおも満塁が続いて代打白崎。
ジャイアンツが小刻みに継投して宮國にスイッチしますが、
フルカウントから甘いストレートをレフト線へ2点タイムリー二塁打。
これで同点。チャンスに弱い印象でしたが汚名返上となりますかどうか。
さらに1死二、三塁で1番に戻って桑原が初球を打って
勝ち越しの2点タイムリー。
3連続代打安打を含む5連打で一気にひっくり返しました。
続くチャンスは戸根の前に得点なりませんでしたが、
7回からは須田→田中→三上→山﨑康晃とつなぐ
万全の継投で逃げ切り成功。
昨日は同点を許した三上も今日は3者凡退で安心でした。

これで借金1となりました。
日曜日は今永が1ヶ月ぶりに1軍復帰。
どんなピッチングを見せてくれるのか、楽しみですね。

7/23 横浜 横浜8勝7敗1分
巨 010 003 000 4
デ 000 105 00X 6
巨 大竹→●山口(5敗)→宮國→戸根→矢貫
デ 井納→○ザガースキー(3勝)→須田→田中→三上→S山﨑康(22S)
本塁打 なし


まさに神様仏様筒香様、そんな感じでありました。
プロ野球史上初となる、3試合連続マルチ本塁打。
三塁打が出ればサイクルでしたがその上をいくサヨナラアーチ。
1人で全得点をたたき出して劇的な勝利となりました。
直近6試合で22打数15安打、打率.681に8本塁打13打点。
遙か遠くにいたはずの三冠王山田哲人の後ろ姿が
なんとなく見えてきました。
数字もものすごいですがことごとく勝負所を
ものにしてしまうのが価値のあるところ。
そして面白いことは言わないけれど、
何が大切かよくわかっているヒーローインタビュー。
ベイスターズファンの誇りであります。
あとはとにかく怪我だけ気をつけていただきたいものです。

今日は先発石田をはじめ、投手陣もよく頑張りました。
相手が菅野とあって一番大事な役回りだった石田が
7回を長野のソロだけの1失点。
素晴らしい内容で球数も85球でしたから
もう1回投げてほしい気もしますが、次回のお楽しみとしましょう。
三上も守備に足を引っ張られたところはありましたが
なんとか勝ち越しは許さず、その後もピンチは招きましたが
山﨑康晃から須田、加賀、田中、ザガースキーと無失点リレー。
加賀が対右専門でまずまずの結果を出してくれているのが
地味ながら大きい気がいたします。

打線は延長に入ってから押しまくりましたが後1本が出ず。
ロペスや桑原が決めてくれると思ったのですが、
明日はまたやってくれると信じましょう。
また、代打で出た乙坂、下園、後藤、宮﨑が全員四球で出塁。
これはちょっと珍しいのではないでしょうか。

ともあれ、相手がエースを立ててきた3連戦の初戦を
ものにできたのはとても大きいところです。
これで借金2。ゲーム差もありますが、まずはカード勝ち越し、
そして借金完済を目の前の目標に、1戦必勝で参りましょう。
土曜日は井納と大竹の先発ですが、
井納にとっては先日の借りを返すチャンス。
好投を期待しています。

7/22 横浜 横浜7勝7敗1分
巨 000 000 110 000 2
デ 100 001 000 001X 3
巨 菅野→マシソン→沢村→宮國→●山口(4敗)
デ 石田→三上→山﨑康→須田→加賀→田中→○ザガースキー(2勝)
本塁打 筒香27号、28号、長野5号


カード勝ち越しを決めたい大事な一戦。
今日も4番筒香がやってくれました。
同点の5回に打った瞬間の勝ち越し25号ソロ。
そして8回には弾丸ライナーでとどめの26号2ラン。
2日連続の2本塁打と大暴れです。
まさに向かうところ敵なしの無双状態。
勝利に貢献する一打の連続には敬服の限りです。

先発の熊原は初回こそ3四球でひやひやの立ち上がりでしたが
ここをなんとか1失点で食い止めて結局5回2失点。
勝ち越した後の5回も、2死からピンチを招きましたが
最後は山田を三振に切って取るあたり、たいしたものだと思います。
これでプロ初勝利。おめでとうございます。
色々課題はあると思いますが、次の登板も楽しみです。

また、昨日は打ち込まれた中継ぎ陣が今日は頑張りました。
1点差の中、6回は昨日お休みの田中が先頭打者を出塁させながら
後続は断って無失点で切り抜けると、
7回は須田。2連続奪三振の後、坂口にヒットを許すと
バレンティンキラーの加賀が登板。
昔ほどの力はないのかもしれませんが、
それでも抑えてしまうあたり、やはり相性もあるのでしょう。
8回に大量得点があった後も予定通り三上。
こちらも2死から走者を出しましたが今日は無失点。
そして9回は点差もあるので久保裕也が無難に投げました。
明日がお休みなこともありますが、
この無失点リレーはよかったと思います。

これで借金3となって本拠地横浜に戻ります。
週末はジャイアンツ3連戦。
目の前の相手をたたいて、2位に近づいていきたいですね。
先発は井納、石田は決まりですが日曜日が難しい。
モスコーソ、砂田はそれぞれ火、水曜日に
ファームで先発していますが結果を出せていないので、
日曜日に4回4安打2失点6奪三振の今永が復帰登板となるのか、
楽しみにしたいと思います。

7/20 神宮 横浜11勝6敗
デ 001 110 060 9
ヤ 101 000 000 2
デ ○熊原(1勝)→田中→須田→加賀→三上→久保裕
ヤ ●小川(4勝4敗)→成瀬→村中→平井→ペレス→中島
本塁打 筒香25号、26号


最大6点差をつけながら追いつかれる大乱戦。
負けたら今後に響きかねない試合でしたが、
9回、我らが4番筒香の決勝アーチでなんとか逃げ切り。
後半戦初勝利となりました。

打線はラッキーな当たりもありましたが序盤から好調。
ただ5回に粘っていたペトリックが捕まって4失点。
2死を取りながら5回を投げきれなかったあたりから暗雲が漂います。
6回、エリアンの右打席1号となる2ランで4点差をつけますが、
7回2死から2イニング目に入っていたザガースキーがピンチを招き、
2死一、二塁で登板の須田がバレンティンにタイムリーを許して2点差。
さらに8回には三上が捕まって同点になってしまいます。
ただ、同点の後の無死三塁をなんとか抑えたのが粘り腰。
9回に筒香がカウント3-1から甘いスライダーを
右中間スタンドに打ち込んで勝ち越すと、
その裏は山﨑康晃が走者を出しながらなんとか抑えて逃げ切りです。

素人目には7回はじめから須田もしくは田中、8回三上という
継投パターンでよかったと思うのですが、
ザガースキーに2回投げさせようとしたのは
何か考えがあったのでしょうね。
ただ、結果的には最悪でした。
須田、三上が打たれて同点というのは
やはりベイスターズにはつらい展開だけに、
本当に筒香がチームのピンチを救ってくれたと思います。
オールスターでの活躍もそうでしたが、
チームがここで打ってほしいというところで打ってくれる、
まさに4番打者の鏡ではないでしょうか。

ともあれこれで借金4。
明日も怪我から復帰のライアン小川が相手ですが、
なんとか打線の援護で熊原にプロ初勝利をプレゼントしましょう!
スワローズ打線は川端が不在になってもやっぱり強力ですが、
熊原には臆せず勝負してほしいと願います。

7/19 神宮 横浜10勝6敗
デ 041 102 001 9
ヤ 000 040 220 8
デ ペトリック→加賀→ザガースキー→須田→○三上(2勝2敗)→S山﨑康(21S)
ヤ 杉浦→成瀬→村中→ペレス→●秋吉(3勝4敗)
本塁打 筒香23号、24号、バレンティン17号、エリアン3号


オールスターゲームは、
筒香をはじめベイスターズのメンバーは今年も大活躍。
特に筒香の2試合連続アーチは最高でした。
筒香と比べるとあまり目立ちませんでしたが、
石田と戸柱には、特にこの経験を
後半戦に向けて自信に変えてほしいものです。

さて、今年で3年目ですが、
前半戦を終えての個人別寸評をやってみようと思います。
個人的な開幕前の期待値に対する評価です。
S:予想を遥かに超える素晴らしい活躍。
A:予想を上回る活躍ぶり。
B:おおむね予想通りの活躍。
C:予想を下回ったが、一応合格点。
D:期待を裏切る結果。不合格。
E:期待を大きく裏切る結果。論外。

<投手編>
00 久保裕 C G小林への被弾は痛かった。往年の力はないがもう一踏ん張りを!
1 熊原  B 中継ぎから先発へ転向してこれからが勝負。見ていて楽しみ。
11 山口  A 開幕前と7月と2度の戦線離脱は痛いが投球内容は立派。
12 小林  D 一軍登板なし。ファームでも打ち込まれておりだいぶ心配・・
13 柿田  D 社会人ドラ1は3年目も1軍登板なし。このまま終わるのか?
14 石田  S 5月月間MVP&AS出場はお見事。100球の壁を超えたい。
15 井納  B 開幕からローテを守り立派。ここぞの勝負強さがあれば勝敗逆に。
16 加賀  C 7月にようやく一軍へ。バレンティンキラーの実力を見せて!
17 三嶋  E ローテ争い敗れて一軍登板なし。チャンスはあるはずなので頑張れ!
18 三浦  D 初登板は厳しい結果も、このままでは終わらないと信じています。
19 山﨑康 A 不安は色々ありましたが、結果は見事。後半戦も頼もしい守護神。
20 須田  A リリーフの便利屋として大変な場面での登板多く一番の功労者。
21 今永  A 6月半ばまでの内容戻れば新人王間違いなし。後半復帰が楽しみ。
22 高崎  E 一軍登板なし。熊本地震もあり大変でしたがなんとかPRを!
24 林   C 昨年の肘の手術から二軍では登板。一軍復帰を楽しみに待ちたい。
27 久保康 B ローテの関係で二軍調整もあったがしっかり結果を残す所はさすが。
28 福地  D 2年目だが昨年から進歩がない印象。貴重な力投派左腕なので期待。
30 飯塚  A ファームでローテを守り好成績。終盤で一軍昇格なるか期待したい。
34 平田  D 二軍では無敵だが一軍では×。使い方の問題もあるが厳しい気が・・
35 三上  A 8回の男として不可欠な存在。終盤まで怪我だけ気をつけて!
41 大原  C 最後カープ戦で打たれたが復活傾向。早く一軍復帰を待ちたいもの。
43 安部  D トミー・ジョン手術。来季は背水の陣ですが焦らずリハビリを。
45 綾部  A 高卒1年目。二軍で12回16奪三振は立派。しっかり力をつけて。
46 田中  S 地味ながらチーム最多登板で防御率1.30は素晴らしい。
47 砂田  C ローテ定着は微妙。石田・今永になんとか追いつきたいところ。
48 山下峻 D ファームでも結果出せず。ちょっと苦しそう。
49 モスコーソ D 5月まではよかったが6月以降変調で二軍落ち。復活なるか?
53 エレラ E 肩痛いえず帰国。残念ですがこのままでしょうか・・
54 小杉  B 敗戦処理的な立場ながら自分の地位は確保した感あり。
56 長田  D 須田の前の便利屋さん。不振も必ず一軍に帰ってきてくれるはず。
58 野川  B 話題先行型ですが救援左腕として今後チャンスをつかめるか。
62 萬谷  D 一、二軍登板なし。復活なるか?
65 国吉  D 先発再転向も先日の一軍初登板は残念。奮起を。
67 ペトリック C 4月はだめと思ったが、初勝利をきっかけにチャンスをつかめ!
68 藤岡  B 緊急移籍で4月大活躍。怪我で離脱も二軍では復帰しており期待。
69 ザガースキー B 開幕後入団しそれなり。ブロードウェイ入団でどうなるか。

ブルペンの頑張りもありましたが、
前半戦はやはり先発投手陣がよかったのが3位につながったといえます。
後半戦は真夏の6連戦が続くので、
先発6枚をしっかり確保できるかがまず大事になります。
山口の離脱が痛いですが、
井納、石田、久保康友が確定枠として、
残り3枠をどうやっていくか。
砂田、ペトリック、熊原、三浦が当面の候補でしょうが、
いずれも課題がありローテ定着は正直微妙なところですので、
山口、今永、モスコーソがいつ頃復帰できるかが鍵を握りそうです。
そしてこのまま二軍で終わってはいけない三嶋がどうなるかでしょう。
ブルペンは7人として、
クローザー山﨑康晃、セットアップ三上は万全。
勝ちパターン7回の田中、須田も健在です。
フルシーズン持つかどうかは未知数な所もありますが、
そんなに無理な使い方はしていないのでなんとかなると思いたいところ。
劣勢時の登板メインは今のところ小杉、ザガースキー、加賀。
ここに新加入のブロードウェイと、ベテランの長田、久保裕也、
怪我から復帰の藤岡に左腕の大原、福地、野川らがチャンスをうかがう構図。
高崎や平田もこのまま終わってしまってはいけないはず。
加賀が対左が相変わらず厳しく使い方が限られてくるので、
ファームのメンバーにもチャンスは十分あるでしょう。
このあたり、多士済々なので、調子のよい者をうまく使ってほしいところです。
ブロードウェイは枠の兼ね合いで
ザガースキーと入れ替えの可能性が高いと思いますが、
今後のペトリックの結果次第では
ブロードウェイとザガースキーが1軍という組み合わせも考えられそうです。
いずれにせよ、7月になってチーム防御率が悪化の一歩なのは事実だけに、
後半戦の最初、しっかり抑えられるかどうかが大きな鍵を握りそうです。

<野手編>
0 山崎憲 D 左膝の大けがで今季絶望。まずはリハビリを。
2 ロペス A 印象に残る一発多し。守備もよく大黒柱の1本。
3 梶谷  D 開幕から出遅れが響く。7月打率4割超でここから挽回。
4 荒波  D 怪我もないのにこの不振。若手に抜かれてしまったか。
5 倉本  S 課題の打撃がS川端をまねて大成長。野手で1番の成長株。
6 白崎  C 守備は手堅い印象だが打撃が課題。ドラ1だけに頑張れ!
7 石川  D 打撃不振で控えに回る。良くも悪くもベイスターズの象徴。
9 黒羽根 D 2年前はほぼ正捕手も競争に敗れる。まだ若いのでこれから!
10 戸柱  A オールドルーキーが正捕手に。AS出場を財産にして頑張って!
23 内村  D 一軍出場なし。足は魅力なのでなんとかチャンスをつかみたい。
25 筒香  A 日本の4番へ成長中。浜スタでは無敵。敵地でもHR量産頼みます。
26 井手  B 毎年大当たりの季節があるが、今年は4月だった?
31 柴田  C 一軍定着ならずも、ルーキーとして序盤PR。さらなる成長を。
32 髙城  B 2番手&山口専属で活躍。打撃が成長。戸柱に負けず頑張って!
33 乙坂  B 3番も打てそうな打撃が魅力。さらに腕を磨きライバルに勝てるか。
36 柳田  C ユーティリティーとして出番は少ないが貴重。
37 桑原  A 打撃好調で1番定着かと思ったが7月不振。ここが勝負所。
38 山下幸 C 変わった打法でPRして控えとして一軍定着。さらなる飛躍を。
39 嶺井  C 一軍捕手2人制のため出番が限られたが打撃でPR。守備が課題か。
40 飛雄馬 D 4月にスタメンのチャンスを得るが生かせず。やはり打てないと。
42 エリアン B 6月から加入。ようやく慣れてきたか。モーガンを思い出します。
44 渡邊  D 高卒5年目も一軍出場なし。二軍でも結果出せず厳しいか。
50 下園  A 左の代打の神様。生え抜き最年長野手でもあり後半戦も頼みます。
51 宮﨑  A チーム3位のHR8本。パンチ力でついにレギュラー奪取か。
52 ロマック D 元々ばくちの要素があったのでこの結果はやむなしでしょう。
55 後藤  C 怪我で7月ようやく一軍復帰。頼れるゴメス、後半戦期待です。
57 青柳  B 高卒1年目からファームでほぼ皆勤。まずは経験です。
60 白根  C 一軍のチャンスをもらったが結果を出せず。今年まずは1本を。
61 松本  D 打撃で結果を出せず二軍暮らし。かつてのドラ1も厳しいか・・
63 関根  B 外野の控えとして定着。桑原、乙坂との競争に勝てるか。
64 百瀬  B 高卒2年目。こちらも経験を積む段階。
66 西森  C 両打ち俊足の捕手と面白い存在だけに頑張ってほしい。

野手は倉本、宮﨑、桑原といったところが大きく伸びました。
一方、中堅どころとして期待された石川、荒波が不振。
松本、山崎憲晴、内村も含め30歳の野手がきれいに全滅状態です。
そしてロマックの大こけと、梶谷の出遅れが特に序盤に響きました。
ただ、エリアンの加入もあり、梶谷も調子を戻してきているので
安定して結果を出している筒香、ロペスの中軸と併せて
打線は上向き傾向です。
課題はなんと言っても1、2番の出塁率でしょう。
クリーンナップの打率.281、出塁率.344に対して、
1・2番は打率.225、出塁率は.283しかありません。
特に2番は打率.212、出塁率は.265と悲惨な状況。
チーム全体では、打率.251、出塁率.306ですから、
1・2番が機能しているとは言いがたい状況にあります。
幸い、エリアンが2番に入ってから
2番の数字は上がってきているので、
あとは1番を打つ桑原が頑張れるかどうかでしょうか。
1 中 桑原
2 三 エリアン
3 右 梶谷
4 左 筒香
5 一 ロペス
6 遊 倉本
7 二 宮﨑
8 捕 戸柱
となれば左右バランスもよく理想的なのですが、どうでしょうか。
野手の控えは
代打の切り札が後藤と下園、
捕手の控えは髙城、
外野の控えが関根と乙坂
内野の控えが石川と白崎
これで野手15人となります。
結構悪くないメンバーのように思います。
後は主力に怪我が出ないこと。
投手が疲れてくる時期ですから、
野手陣にはぜひ頑張ってもらいたいものです。

セ・リーグはカープが走っていますが、
2位以下は最下位スワローズまで5ゲーム差しかありません。
3位での折り返しといっても借金4です。
昨年とは違うところを見せるためにも、
今日からの後半戦、スタートダッシュを見せてほしいものです。


前半戦のラストゲーム。
初先発のペトリックが投打に活躍。
一軍昇格の代打ゴメスもいきなり殊勲のタイムリー二塁打!
6回からは須田→田中→三上→山﨑康晃と
惜しげなく勝ちパターンの継投でドラゴンズ打線を封じ、
9連戦を5勝4敗と勝ち越して終えました!

まずはペトリックでしょうか。
正直、あんまり期待していなかったのですが、
打たせてとるピッチングで5回2失点で来日初勝利。
味方の好守備にも助けられましたが、
無四球だったこと、またビシエドに先制2ランを
打たれた後、しっかり後続を断ったのが
展開の上で大きかったと思います。
三振を狙って取れるような決め球はないし、
制球も抜群というタイプではありませんが、
次も先発のチャンスがありそうです。
打つ方は意外にも同点タイムリーを含む2安打。
ラッキーではありましたが、運も実力のうちでしょう。

打線はドラゴンズのセプティモ相手に
点が取れそうでなかなか、という流れでしたが、
4回にペトリックの2点タイムリーで追いつくと、
5回には元気いっぱいエリアンが
二塁打で出塁後、やや暴走気味ながら
内野ゴロ2つで生還して勝ち越し。
エリアンは2試合連続マルチヒットで
7月の月間打率も3割をオーバー。
このまま2番で定着できると大きいです。
そして6回には倉本が変則左腕の小川から
技ありのヒットで出塁すると
1死から髙城が送りバント。
そして待っていました代打ゴメス。
投手が又吉に代わりましたが、
2ボールからの3球目、中に入ってきたストレートを
ひっぱたいてサード強襲のタイムリー二塁打。
出てきていきなり結果を残すあたり、お見事です。
さらに桑原が粘って四球で出塁すると
エリアン、ロペスも連続タイムリーで勝負を決めました。
桑原は7月になって研究されたか苦労していますが、
なんとか後半戦に向け、立ち直ってほしいものです。

ブルペンは総動員体制、ということで
今日は6回から須田が登板。
最速147キロとストレートが速かったですね。
1点差で相手が上位打線という大事なところで
しっかり3者凡退。まさにグッドジョブでした。
田中、三上、山﨑康晃も無失点で
前半戦を象徴するよい継投ができました。
三上と山﨑康晃はオールスターもあるので
休みなしになりますが、
これもよい経験にしてほしいと思います。

これで40勝44敗3分け、借金4で前半戦終了です。
4月のことを思えば上出来と言えるでしょう。
欲を言えばきりがありませんが、
山口、モスコーソ、今永が離脱している中でも
昨日の熊原、今日のペトリックのような
新戦力も出てきましたし、
三浦、久保裕也、後藤らのベテラン勢も
このままで終わることはないでしょう。
1位カープとはだいぶ差がありますが、
悲願のCS出場、そして優勝に向け
後半戦も応援していきたいと思います。

7/13 横浜 横浜7勝6敗1分
中 000 200 000 2
デ 000 214 00X 7
中 ●セプティモ(1敗)→小川→又吉→小笠原→祖父江
デ ○ペトリック(1勝1敗)→須田→田中→三上→山﨑康
本塁打 ビシエド19号


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