ベイスターズが勝ったら更新するブログ

近藤監督のスーパーカートリオ以来のホエールズ・ベイスターズファンです。 シーズン中は原則「勝ったら」更新します。時々、気分によって【号外】がでます。

2016年06月

今日も桑原が3安打の猛打賞。
打ち合いの展開となる中、8回に決勝タイムリーで
2日連続のお立ち台となりました。
マシソンからは一昨年も新潟でしたか、サヨナラタイムリーを
打っていますがあのストレートに負けずによく打ちました。

昨日に続いて打線が活発。
2回には相手失策もありましたが
石田の見事なセーフティースクイズも決まって3点。
その後も5回には筒香が勝ち越しタイムリー、
逆転された後は戸柱の犠牲フライで1点差に詰めて、
8回にはマシソンから宮﨑、倉本がしぶとくチャンスを作ると
無死一、二塁でエリアンがフルカウントから
変化球をうまく運んで同点タイムリー。
その後、無死二、三塁から代打松本、代打下園が走者を帰せず、
2死となってから桑原が勝ち越しのタイムリー。
併殺もありましたが、総じてしぶとい攻撃ができました。

やや心配は投手陣でしょうか。ただ、そんなには心配していません。
石田は打線の援護で乗っていってほしかったのですが
4回に村田に2球続けたインコースをとらえられて同点2ラン。
味方が勝ち越した直後の6回は1死から3連打で満塁で降板、
救援が打たれて6失点となってしまいました。
ただ村田の一発も、6回の3連打も打たれたボール自体は
そこまでひどいとは思えなかったので、次回に期待でしょう。
厳しい場面で一軍昇格即登板の長田は犠牲フライとヒットでしたが、
こちらもボール自体は悪くない印象を持ちました。
3番手大原は急な登板だったかもしれませんが、
制球が甘く橋本到に勝ち越し打を許してしまいます。
左キラーが期待されているだけにこれは残念でした。
4番手ザガースキーは力のあるストレートで押すピッチング。
2回を無失点でつないでくれて、結果的には来日初白星。
9回、山﨑康晃は久しぶりのセーブ機会で無難に3者凡退。
結果が残って何よりです。

こうしてみるとやはり負けている展開でも
簡単に追加点をやらないことが大事だとよくわかりますね。
正直、6回に逆転を許したときは負けパターンかと思ったのですが、
すぐ1点差に詰めて、さらにザガースキーが追加点を
許さなかったことが逆転につながったと思います。

さて、こうなってくると日曜日も勝って3連勝!と
欲が出てきますね。いつもラミレス監督がインタビューで
言っているように「Tomorrow is another day」なのですが、
今季ジャイアンツ戦には2戦2勝のジーモに、
期待したいと思います。

6/25 横浜 横浜6勝3敗1分
巨 100 203 000 6
デ 030 011 02X 7
巨 マイコラス→山口→宮國→●マシソン(6勝1敗)
デ 石田→長田→大原→○ザガースキー(1勝)→S山﨑康(17S)
本塁打 村田6号


なんとか連敗を止めたい交流戦明けの初戦。
菅野と井納の先発と言うことで投手戦が予想されましたが、
なんとびっくり、3回までに打線が11安打の猛攻で
菅野から9点を奪ってKO。大量12得点で連敗ストップです!

雨の中、菅野が本調子ではなかったのかもしれませんが、
桑原のバッティングが見事でした。
すべて初球打ちで3安打。
初回は先制点につながる出塁。
2回は満塁から2点タイムリー。
3回はレフトスタンド上段へ見事なグランドスラム。
3安打6打点、1人で菅野を粉砕したと言ったら大げさですが、
集中力のある見事なバッティングでした。
期待に応えて、1番センターの座をつかみ取ってほしいものです。

桑原以外では梶谷が初回に甘いストレートをひっぱたいて
ライトフェンス直撃の先制タイムリー、
さらに盗塁も決めてらしさが少し見えました。
欲を言えばもう1本ヒットが出るとよかったのですが、
なんとかきっかけをつかんでほしいです。

下位打線も倉本、エリアン、戸柱がそれぞれ2安打ずつ。
これがそのまま桑原の6打点につながりました。
筒香が音なしでも12得点。底力はあります。

一方、投手陣は微妙な内容でした。
先発井納は大量点に守られて完投、と行きたかったのですが
残念ながら6回2失点で交代。
それでも大事な試合に勝ち星を挙げた、ということを
評価すべきかもしれません。
2番手小杉は7回から2イニングを無難に抑えましたが、
9回登板の3番手平田が炎上。
制球定まらず本塁打、安打、四球、本塁打で4失点。
横浜スタジアムのジャイアンツ戦、ということで
2年前のあの日がまだトラウマなのでしょうか。
全くよいところがありませんでした。
さすがに二軍でやり直しでしょう。

というわけで最後バタバタしてしまいましたが、
大事な試合をものにすることができました。
勝率5割に戻ったときのように、
1つ1つ、勝ち星を拾っていきましょう。
土曜日は石田が先発。
ジャイアンツは今季初登板のマイコラス。
不安も緊張もあるでしょうから、
今日の菅野のように立ち上がりを捕まえたいですね。

6/24 横浜 横浜5勝3敗1分
巨 000 002 004 6
デ 135 011 10X 12
巨 ●菅野(5勝4敗)→矢貫→乾→西村
デ ○井納(5勝6敗)→小杉→平田→ザガースキー
本塁打 桑原6号、橋本到2号、石川2号、ギャレット9号、大田4号


うーん、まさかのホーム6連敗で交流戦終了です。
負けたときはろくに試合結果も見ない私ですが、
金曜日まで試合がないので、この6連敗を振り返ってみて
巻き返しのポイントを考えてみたいと思います。

6/14 日4-0デ
有原に完封負け。
モスコーソ5回10奪三振も要所で粘れず3失点。

6/15 日3-2デ
両軍無得点の9回山﨑康晃が矢野に痛恨の2ラン。
その裏筒香の起死回生の2ランで追いつくも、10回に三上が中田に被弾。

6/16 雨天中止
恵みの雨で、気持ちを切り替えてイーグルスを3タテだ!と思ったのですが・・

6/17 楽8-5デ
先発久保が不調で7回途中まで6失点。9回松井を攻め反撃も及ばず。

6/18 楽6-3デ
今永が捕まり4回4失点。やはり9回桑原にソロが出るがそこまで。

6/19 楽5-3デ
2点リードの5回、山口がウィーラーに痛恨の逆転2ラン。

6/20 日5-2デ
1点リードの6回、砂田がレアードに痛恨の逆転2ラン。2番手平田も失点・・

うーん、なんと言いますか、厳しいですね。
一番きつかったのはやはり水曜日のファイターズ戦。
絶好調だった山﨑康晃と三上が打たれての負けで
勝ちパターンを見失ってしまったような気がします。
イーグルス3連戦は先週3連勝の立役者だった先発投手陣が全滅。
中継ぎ陣も全く踏ん張れず、そこそこ反撃するも及ばずと言う
疲れを感じさせる展開になってしまいました。
あえて厳しいことを言えば山口には踏ん張ってほしかったのですが、
その前2試合が連続完封で、
確率論的には?そろそろ打たれてもおかしくない時期とも言える訳で、
彼だけのせいにするのも酷な気もいたします。
そして今日は攻守ともにミス連発、
一軍昇格の平田は鬼門の?ファイターズ戦で今年も救援失敗。
実にがっかりな試合で交流戦終了となりました。

投打ともに課題が増えてきましたが、
まずは野手陣。ロペスの怪我はさておき、
梶谷の調子が上がらないことにはどうにもならない気がします。
ライトは下園、という思いはありますが好調を維持している
桑原を左右関係なく使ってやって経験をもっと積ませたいところ。
ロマックはついに見切られましたが、エリアンもこのままでは厳しそう。
個人的には代打要員でも一塁スタメンでも、
後藤G武敏が一軍にいれば、
だいぶ雰囲気も変わると思うのですが、どうでしょうか。
筒香、宮﨑、倉本はよく頑張っているので、なんとかこの調子を。
捕手は嶺井が面白そうなので、しばらく3人体制にして
嶺井にスタメンのチャンスを与えるのも1つの手のように思います。
それにしても、こういうときに野手で経験のある選手が少ないことが
ウィークポイントですね。
生え抜き最年長が下園で、次が石川と山﨑憲晴。
最初からわかっていたことではありますが・・

投手陣は、今永が少し休みそうなので、先発再編となりそうです。
金曜日から井納、石田、山口と行って、
火曜日からはモスコーソ、砂田、久保康友あたりでしょうか。
このあたりは正直ちょっと読めませんが、
モスコーソや砂田の出来次第では、
三浦や三嶋あたりに、そろそろ出番がほしい気もします。
リリーフ陣では須田の降格がちょっと心配です。
ここのところ、負けている展開で簡単に追加点を
相手に許してしまっているので、そこのところで踏ん張れる
投手をどんどん入れ替えていく必要があるでしょう。

ともあれ、6連敗しましたがまだ借金は5です。
まずは金曜日、1つ勝って連敗を止めましょう。
もう一度、「凡事徹底」に戻るときだと思います。


山口俊、2週連続で完封勝利!
先週に引き続き、文句のつけようがない
安定感あふれるピッチングでチーム最多に並ぶ5勝目です。
初回、1死ニ、三塁のピンチでT-岡田、中島を打ち取って
無失点で切り抜けられたのが分岐点でしたでしょうか。
2回以降は大きなピンチもなく120球で完封。
これで10試合で井納に次ぐ71イニングですから
1試合平均で7回以上を投げていることになります。
ついに本領発揮、とみてよいでしょう。
打線は今日も相手のエラーに助けられながら
9安打4得点。
筒香は猛打賞。宮﨑に連夜の5号ソロと
やはり中軸が頑張っているのが大きいでしょう。
これで福岡で3連敗の借りを大阪で返すことができました。
交流戦残り1週間、なんとか勝ち越して終わりたいですね。
火曜日、モスコーソに期待しましょう。

6/12 京セラドーム大阪 横浜3勝
デ 001 020 010 4
オ 000 000 000 0
デ ○山口(5勝2敗)
オ ●ディクソン(5勝5敗)→吉田一→塚原→比嘉
本塁打 宮﨑5号


昨日の快勝の流れを受け継いで
今日は初回に一挙5点の大量点。
先発今永が安定したピッチングで
6回無失点で5勝目。
再び勝率5割に復帰です。

初回はバファローズの近藤が不調だったことも
筒香がきれいに先制のタイムリー。
さらに効いたのが2死一、二塁からの
宮﨑の4号3ラン。
初球の変化球でしたが、左中間のスタンドまで
よく飛ばしました。
ロペスの不在は痛いですが、
それをカバーする見事な一撃でした。

今永は力のあるストレートに
変化球もしっかり決まって危なげないピッチング。
2回以外はほとんどピンチらしいピンチもなく
6回90球、3安打無失点の好投でした。
7回くらいは投げるのかとも思いましたが、
長いシーズンを考えて無理をさせない考えでしょうか。
これで5勝4敗と白星先行。
この調子で白星を積み重ねていけば
2年連続の新人王輩出も十二分に可能でしょう。

今日は下位打線でエリアンが2安打、
戸柱が3安打猛打賞というのもうれしいニュース。
代打で登場のロマックにも1本出ました。
続いていくとよいですね。

さて、1週間前と同じく日曜日は勝率5割で山口俊が先発。
遠征の最終戦をよい形で締めくくりたいものです。

6/11 京セラドーム大阪 横浜2勝
デ 500 000 020 7
オ 000 000 000 0
デ ○今永(5勝4敗)→大原→須田→三上→熊原
オ ●近藤一(2勝2敗)→海田→山崎→白仁田→小松
本塁打 宮﨑4号


福岡の3連戦は忘れて(苦笑)、
今日から大事な大阪での3連戦。
ベテラン久保が本領発揮。
制球よく多彩な球種を投げ分けて
バファローズ打線にチャンスを与えませんでした。
8回途中までほぼ完璧なピッチング。
筒香のタイムリーで勝ち越した直後、
やや制球が甘くなり、
連打で招いた8回1死一、二塁のピンチは
左の職人、大原が見事な火消しで
糸井、T-岡田を抑え込みました。
9回は山﨑康晃が締めて16セーブ。
久しぶりに投打がかみ合うナイスゲームでした。

打線もバファローズの東明に苦しみましたが
3回には桑原がど真ん中の失投を
見事にとらえて大きな一発を放って先制。
その後はチャンスをものにできない感が
強かったのですが、最後は8回に相手エラーから
うまくチャンスをつなげて4番が決めました。
さりげなく、梶谷が2安打1四球。
苦しんでいますが、立ち直ってくるでしょうか。
ロペスの骨折離脱でスタメンDHとなった
下園も1安打1四球。
特に8回、チャンスの場面できわどいボールを
ことごとく見極めて四球を選んだ場面、
下園らしさがとてもよく出た打席でした。
そして筒香は3打席目までは結果が出ませんでしたが、
4打席目、1死満塁のチャンスで
追い込まれながらフォークが高めに浮いたところを
見逃さず決勝2点タイムリー。
これぞ4番の働きと言っておきましょう。

さて、これで交流戦も再び勝率5割に戻りました。
土曜日も1戦必勝。今永に5勝目を期待します。

6/11 京セラドーム大阪 横浜1勝
デ 001 000 020 3
オ 000 001 000 1
デ ○久保(3勝3敗)→大原→S山﨑康(16S)
オ ●東明(1勝5敗)→吉田一→塚原
本塁打 桑原4号

昨日、お願いした通りの展開で3連勝。
ついに貯金1となりました。

打線が18安打11得点と大爆発。
序盤、2死からの4得点が効きました。
2回は筒香、ロペスの連打で無死二、三塁としながら
倉本とエリアンが内野フライという最悪な展開。
ここで高城が外角速球を引っ張って三遊間を破る先制点。
3回も梶谷、石川の連打の後筒香が敬遠されて1死満塁。
しかしロペスはフォークで三振と、
なかなか決めきれないかな、というところで
唐川が倉本にストレートの押し出し四球。
さらにエリアンが来日16打席目にして
来日初ヒットとなる2点タイムリー。
棚ぼたのような気もしますが、相手にはきつい追加点になりました。
5回には乙坂が四球で出塁すると
筒香が火の出るような打球をライト線に打ち返して
無死一、三塁。
ここでロペスがあっさり追い込まれますが、
0-2から高めのつり球に手を出してライト前に落とすタイムリー。
この後エリアンも詰まりながらセンター前にタイムリーで、
5回までで10安打6得点。
あまり調子がよくなかったと思われる唐川でしたが
立ち直る機会を与えずKOすることができました。

その後もマリーンズのリリーフ陣を打ち崩して
終わってみれば今季最多タイの11得点。
筒香はあと本塁打が出ればサイクルヒットでしたが、
あっさり三塁打を打ったところで代走。
長いシーズンを考えれば、怪我のリスクもあり
これでよかったと思います。
大量点もあって途中から
白崎、ロマックが起用されていましたが結果を出せず。
一方代走から入った桑原は11点目のタイムリー。
やっぱり、というところで今後どうなるでしょうか。
また昨日よく打った宮﨑はお休みでしたが、
今日は石川も2安打。
山口の時にマスクをかぶる
高城もプロ初の3安打猛打賞。
右腕が先発と言うことで3番スタメンの乙坂も2安打。
前日から替わった選手がしっかり結果を出すのも
チーム状況の良さの現れでしょう。
心配だったエリアンも初安打から一気に猛打賞。
これでなれてくれれば安心です。

投げる方は山口俊が期待通りの完璧なピッチング。
あと1人で無四球完封こそ逃しましたが
わずか3安打に抑えこみ、10奪三振で完封勝利です。
序盤からストレート、変化球ともに完璧でした。
特にカーブがよかったように思います。
こういうピッチングを見せられると、
改めて馬力の違いというか、
持っているポテンシャルはチーム1番と言うことが
よくわかりますね。
日曜日、リリーフ陣を休ませたいところで
点差があったとはいえ、完投してくれたのも
本当に助かるところです。
これで今週は4勝2敗。
来週は福岡でホークス、大阪でバファローズと
遠征になりますが、よい形で入ることができそうです。
強敵との対戦となりますが、
まずは火曜日の先発モスコーソの
好投を期待しましょう。

6/5 横浜 横浜3勝
ロ 000 000 000 0
デ 013 024 10X 11
ロ ●唐川(1勝2敗)→金森→松永→南
デ ○山口(4勝2敗)
本塁打 なし


今日は今永がマリーンズ打線に捕まってしまい3回KO。
ついに開幕から続いていた先発投手が5回は投げるという
記録が途絶えてしまいました。
しかし2番手熊原以降、リリーフ陣が大活躍。
熊原、田中、須田、山﨑康晃、三上と、
皆ピンチは招きましたがまさに渾身のピッチングで
勝ち越し点を許さない無失点リレー。
本当にお見事でした。
打線も投手陣の頑張りに応えて
4回に筒香・ロペスの連続アーチで一気に同点。
その後はマリーンズの強力中継ぎ陣に封じられますが、
最後は10回に主砲筒香が
守護神西野のカーブを鮮やかに右中間スタンドに運んで
プロ初のサヨナラ本塁打。
さすがは我らが4番打者。
ファン冥利に尽きる試合でした。
今日は3番宮﨑、4番筒香、5番ロペスに
全員ホームランが出て4発6打点。
クリーンナップ3人の
本塁打だけの得点というのも珍しいですが、
宮﨑のバッティングもいいですね。
右方向への一発が魅力的です。
これなら右投手が先発でも
スタメンで使ってほしいと思いました。
筒香については言うことなし。
甘いボールを逃さないバッティングは本当にすごい。
これで調子が悪いのなら、
調子がよいときにはどれだけ打ってくれるのでしょう。
お祭り騒ぎでもおかしくない中で、
全く浮かれた雰囲気がないヒーローインタビューが
また頼もしく感じました。
さて、これでまたまた5割復帰。
なんとか貯金がほしいのですが、
明日は山口俊が先発。
今日は須田が2イニング47球など
結構リリーフを使ったので、
打線が援護して完投勝利!を期待したいですね。

6/4 横浜 横浜2勝
ロ 104 000 000 0 5
デ 100 400 000 1X 6
ロ チェン→南→大谷→内→益田→●西野(3勝3敗)
デ 今永→熊原→田中→須田→山﨑康→○三上(1勝)
本塁打 宮﨑3号、筒香13号、ロペス14号、筒香14号


交流戦最初のライオンズ戦は
初戦こそとりましたがその後は菊池、高橋に
打線がねじ伏せられて完敗。
打線に勢いがなくなってきて心配なところで
本拠地でのマリーンズ3連戦。
マリーンズ先発が今期も好調のエース涌井だけに
投手戦が予想されましたが、
ベイスターズ、久々一軍先発の久保が
さすがのピッチングで8回途中まで1失点。
打線は涌井から2点にとどまりましたが、
接戦を制してまずは連敗を止めることができました。
もともと日程の関係で一軍登板がなかっただけで
5月は1ヶ月間ファームで先発を続けていただけに、
久保のこの好投は、
ある意味このくらいはやってくれて当たり前、
くらいの気もしたりするのですが、
ストレートも変化球も抜群だったように思います。
3連敗で借金3となるとだいぶ雰囲気が厳しくなるだけに、
今日の1勝は大きかったですね。
打線は・・6月からいきなりスタメン出場の
エリアン・エレラがまだノーヒット。
もう少し時間がかかるでしょうか。
とはいえ山下幸輝、柳田をファームに落とした訳ですから
早く結果を出してほしいところであります。
うまく当たってくれば戦力面で大きいのですが、
ロマック共々、ちょっと心配なところでしょうか。
ともあれ明日は五割復帰をかけて
今永とかつてベイスターズに所属していたチェンの先発。
打線がしっかりチェンを攻略してほしいところです。

6/3 横浜 横浜1勝
ロ 000 000 010 1
デ 100 100 00X 2
ロ ●涌井(5勝3敗)→藤岡
デ ○久保康(2勝3敗)→三上→S山﨑康(15S)
本塁打 なし

借金1で迎える大事な交流戦の初戦。
先発モスコーソが7回1失点の力投を見せると、
打線もライオンズ先発佐藤の隙を突いて
着々と加点。終盤、三上がピンチを招きましたが
田中が素晴らしい火消しを見せ、
最後は山﨑康晃がバックの好守備に助けられて
7試合連続セーブで14S。
投打かみ合う快勝で再び5割復帰です。

攻撃陣は初回、制球が定まらない佐藤から
桑原が四球を選ぶと、初球に盗塁。
完璧にモーションを盗んでいたとのことなので
事前の研究がちゃんとできていたのでしょう。
その後3番宮﨑がライトフェンス直撃の二塁打で先制。
4回にはその宮﨑が出塁すると、
筒香は追い込まれてから死球で無死一、二塁。
ここでロペスが初球の甘いスライダーを
ごちそうさまと言わんばかりの3ラン。
あっという間の3得点で突き放しました。
さらに5回には梶谷が盗塁を決めてチャンスを作ると
筒香がしっかりタイムリー。
大技、小技を駆使した素晴らしい攻撃でした。
1人だけ蚊帳の外は久々1軍登録のロマック。
まったくタイミングが合っておらず、
2三振に併殺打とよいところなし。
明日はどうでしょうか。

投手陣はモスコーソは序盤、苦しみましたが
要所で三振を奪って得点を許しませんでした。
中盤からは順調で7回をメヒアの1発のみ。
火曜日の先発がしっかりすると6連戦は本当に助かります。
来週、ホークス戦も期待してよいでしょう。
2番手三上は珍しく乱調。
中村の不運な内野安打もありましたが
制球が不安定で押し出しで失点。
3点差でなおも1死満塁というところで
田中健二朗が火消しに登場。
代打竹原をフルカウントからボール球のスライダーで三振。
続く岡田もスライダーでセンターフライに打ち取って
最大のピンチをしのぎました。
今日の試合のMVPと呼んでもよいと思います。
9回は3点差で山﨑康晃。
好調ライオンズ打線によい当たりが続きましたが
白崎、梶谷、関根が好守備を見せて出塁を許さず。
こういう日があってもよいでしょう。

これで再び勝率5割復帰。
5月は16勝7敗1分けと最大11まで増えた借金を
一気に片付けてしまいました。
やはり12球団最強!の先発投手陣が
しっかり試合を作っているのが最大の要因です。
これに4月は苦しんだ打線が、梶谷、筒香がそろい、
ロペスが復調してだいぶ得点力が戻ったことで
一気の借金完済につながったと思います。
6月はまずは交流戦。
ここでなんとか貯金を作りたいところ。
6連戦が3週続きますので、
久々に1軍での先発が予想される久保のピッチングが
どうなるか、鍵を握ってくるかもしれません。
明日は石田と菊池雄星の先発。
ここのところ安定したピッチングの両左腕だけに、
投手戦が期待されますが、今日のような足を絡めた攻撃で
石田を援護してあげたいところです。

5/31 西武プリンスドーム 横浜1勝
デ 100 310 000 5
西 000 001 010 2
デ ○モスコーソ(4勝3敗)→三上→田中→S山﨑康(14S)
西 ●佐藤(1勝3敗)→小石→中崎→武隈
本塁打 ロペス13号、メヒア17号


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