ベイスターズが勝ったら更新するブログ

近藤監督のスーパーカートリオ以来のホエールズ・ベイスターズファンです。 シーズン中は原則「勝ったら」更新します。時々、気分によって【号外】がでます。

2014年12月

2014年も今日でおしまい。
既に色々な報道から判断すると来季への補強は終了のようですね。
去年と比べるとだいぶおとなしい動きになりました。

今までの動きをまとめると、
◎投手陣 6人加入、14名退団
・新加入(移籍等):岡島、東野
・新加入(ドラフト):山崎康、石田、福地、飯塚
・退団:ソーサ、ソト、藤井、菊地、藤江、小林太、神内、冨田、陳、眞下、
    伊藤、佐村、北方、古村

◎野手陣 5名加入、4名退団
・新加入(移籍等):ロペス
・新加入(ドラフト):倉本、山下、百瀬、亀井
・退団:中村、ブランコ、金城、モスカテル
※グリエル弟については正式発表がないので含めていません。

現有戦力をポジションや年齢でまとめてみると下表の通り。
2015________
2015________


投手については思い切った大量整理でだいぶ人数が減りましたが
戦力としてはまずまずでしょうか。
新人を除くと1軍候補メンバーとしては以下の名前が挙がります。
先発:久保、井納、モスコーソ、山口、高崎、三嶋
   三浦、高橋尚、東野、須田、柿田、小杉、加賀美
救援:三上、国吉、長田、林、岡島、加賀、平田、萬谷
   大原、田中、大田、小林寬、土屋

先発は4本柱(久保、井納、モスコーソ、山口)はよほどのことがない限り
1軍当確ですが、残り2枠をどういう争いになるか。
大ベテラン三浦がなんだかんだ言ってやってくれそうな気がします。
一方、高橋尚成と小杉、加賀美あたりは背水の陣でしょう。
開幕投手は山口が名乗りをあげていますが、その意気や良しとしたいです。

救援は今年もそうでしたがストッパーが固まるかどうか。
保険の意味でも外国人の速球派が1人ほしかったですが
予算と外国人枠を考えると難しいようで、やむを得ないでしょう。
三上と国吉が期待に応えられるかが大きな鍵を握りそうです。
逆にここが乱れると今季序盤のように大こけの可能性もあるので
一番のリスク要因と思われます。
大原が肩痛でめどが立たないのも痛いですが、
岡島を獲得できたので、カバーは十分可能でしょう。

ルーキーについてはあくまでプラスアルファと考えたいので、
このメンバーには入れていませんが、
大学・社会人の3人は1軍に割って入る力はありそうで、
戦力になってくれれば非常に大きいです。
キャンプ、オープン戦が楽しみです。

野手についてはグリエルの残留が最大の補強と言われるくらいで
正直地味な補強との印象は否めません。
金城が巨人に行ってしまったのも、
どこかで痛い目に遭いそうで、
今更仕方がないのですが悔やまれます。
現時点で想定オーダーを考えてみましたが・・

1番 右翼 梶谷
2番 遊撃 山崎憲
3番 三塁 グリエル
4番 左翼 筒香
5番 一塁 ロペス
6番 中堅 荒波
7番 二塁 石川
8番 捕手 黒羽根

控え(括弧内は一軍当落線上)
捕手の控え:髙城、(嶺井、靍岡、西森)
内野の控え:バルディリス、後藤、柳田、白崎
      (内村、加藤、宮崎)
外野の控え:多村、下園、
      (井手、松本、桑原)

守備を考えるとこんなものかと思いますが、
このスタメンだと下位打線が弱い印象ですね。
石川、荒波がしっかりやってくれればよいのですが、
年齢の割に、期待値込みで計算しないといけないのはつらいです。
この中でスタメンがほぼ確定的なのは
梶谷、グリエル、筒香、黒羽根くらいで、
あとは調子のよい者の競争になるのでしょう。

CSとか優勝を考えるにはセンターラインの固定化が大切と言われますが、
その意味でも二遊間が決まらないのが課題です。
セカンドは石川で決まり、と言いたいのですが、どうでしょうか。
ここ数年、毎年思うのですが、
結局このチーム、石川雄洋次第なのだと思います。
来季はキャプテンを外れるようですが、
彼がフル出場して3割前後を打つくらいでないと、
悲願の優勝は見えてこない編成のように思います。

また、今年も外国人の使い方に悩みそうです。
バルディリスをスタメンで使おうとすると、
グリエルは三塁確約の噂がありますので、
二塁ロペスということになるのでしょうか・・
これはちょっとなさそうです。
グリエルがキューバ代表の関係などでフルに出場できないこともあり、
3人全員のスタメンはあまり考慮していない戦力補強と
考えればよいのでしょうか。

それから捕手も12球団最小の支配下登録5名のままです。
全員、今年は一軍で出場しましたが、黒羽根以外は
捕手としての実力的には微妙な印象を持ちました。
ケガのリスクを考えるともう1人くらいいても良いと思ったのですが。

上記に含めませんでしたが、
ルーキーではドラフト3位の倉本が即戦力として期待されていますね。
そんなに甘いものではないかもしれませんが、
山崎や白崎を蹴散らすくらいの活躍ができれば、
チームとしては願ったり叶ったりです。

他チームではオリックスと広島、ヤクルトの補強が目を引きますね。
CS、優勝への道は容易ではありませんが、
序盤をしっかり戦えればチャンスは十分あるでしょう。
来る2015年は中畑ベイスターズとしては勝負の年。
大輪の花が咲くことを願っています。

長文となりましたが、
今年も1年間おつきあいいただきありがとうございました。
2015年もたくさんの更新ができますように。

    

今年も11月は確定したニュースはあまりありませんでした。
一番大きいのが金城のFAでのジャイアンツ移籍。
まさかこんなことになろうとはというのが正直な感想ですが、
功労者にきれいな花道を提供できないのは
もはや悪しき伝統芸なのでしょうか。
ファンとしては寂しい限りです。
ともあれ金城には今までありがとうという言葉しかありません。

そしてもう1つは藤井秀悟の引退でしょうか。
今期、ファームでもあまり結果が残らなかったとは言え、
1軍登板なしでの戦力外通告は本当に残念でした。
昨年のタイガースキラーぶりが頼もしかっただけに
返す返すも残念です。お疲れさまでした。

そのほかはドラフト指名した新入団選手の発表はありましたが
トレードは今のところ未定、外国人もブランコとソトの
契約の更新はしない方針と言われていますが、
これもグリエル次第と言うことなのか、なんとも言えない状況です。

来年に向けて、ワクワクする補強を願いたいものですが、
さてどうなりますやら。今年ももうしばらく待ちでしょうか。

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