ベイスターズが勝ったら更新するブログ

近藤監督のスーパーカートリオ以来のホエールズ・ベイスターズファンです。 シーズン中は原則「勝ったら」更新します。時々、気分によって【号外】がでます。

2012年04月

4/21 横浜 横浜DeNA3勝1敗1分
神 000 200 001 3
デ 000 301 00X 4
神 ●スタンリッジ(2勝2敗)→渡辺→筒井→鶴
デ ○小杉(1勝)→小林太→加賀→篠原→S山口(2S)
本塁打 なし

昨日ようやく浜スタ初勝利をあげての2戦目。
今シーズン初めてスタジアムに観戦に出かけました。
序盤は太陽の日差しも出て暑く感じることもありましたが
曇ってからは風が冷たいデーゲーム。
両チーム一進一退の攻防が見られました。

【1回~3回】
先発は小杉とスタンリッジということで、
小杉の立ち上がりが心配でした。
しかし初回はストライクが先行して簡単に3者凡退。
2回、3回は制球が乱れてピンチを招きましたが
何とかしのいで序盤は無失点でしのぎました。
ただ打線はスタンリッジの力のあるボールに圧倒されて
3回までノーヒットで6三振と手も足も出ない展開。
散々完封を喫している悪夢が脳裏をよぎります。

【4回】
先取点を取られると厳しいなぁと思っていると
4回表、先頭のブラゼルが低めのボールをうまく打って出塁すると
続くマートンがきれいに左中間を破ってあっという間に失点。
何とか粘って2死まで持って行きましたが
2死一、三塁から平野にフォークをうまく打たれて痛い2点目。
この時点では正直つらい展開が予想されました。
ところがその裏、先頭の石川がフルカウントから
うまくたたきつけてチーム初ヒットで出塁すると、
続く中村はツーストライクからの3球目を
三遊間へラッキーな内野安打。
一塁に送球していたらアウトになったかもしれませんが、
鳥谷はセカンドに送球してセーフ。石川の足が活きました。
無死一、二塁となって4番ラミレスが初球の高めストレートを
ライト前にはじき返すと、なんとこれをマートンが後逸。
一気に2人がかえって同点です。
勢いのままに小池もセンター前にはじき返してわずか11球で4連打3得点。
あれよあれよという間の逆転劇でした。
しかしその後は森本がセカンドゴロ併殺で追撃できず。
逆転はしたものの、ちょっともったいない展開です。

【5回】
勝ち星のかかった5回の小杉は、
先頭の鳥谷を2ストライクと追い込みながら
3球目を三塁線にはじかれて二塁打を許す苦しい展開。
しかしここで粘って新井をフォークでサードゴロ。
ランナーをサードに進めずにアウトを増やし、後続も打ち取って
何とか5回を2失点。先発の役目を果たしました。
その裏の攻撃は、1死から代打一輝が四球を選ぶと、
続く荒波は一塁線へのきれいなライナー。
一塁から一気に一輝が本塁をついてセーフかと思ったのですが
判定はアウト。中畑監督が抗議に出ますが判定は覆りません。
その後石川も四球を選んで2死一、三塁で中村紀洋を迎えますが、
フルカウントからいいあたりのセカンドゴロで追加点ならず。
タイガースの中継とキャッチャー岡崎のブロックもよかったですが、
もう少し一輝の足が速ければ、と思った攻撃でした。

【6回】
ベイスターズは2番手に小林太志を送ります。
しかし先頭の金本にいきなりツーベース、
8番岡崎に送りバントを決められて1死三塁の大ピンチ。
迎えるはスタンリッジに代打城島。盛り上がる三塁側。
でも正直、ここは好調桧山かくせ者関本の方がいやでした。
案の定、城島はサードファールフライに倒れ、
続く平野もセンターフライで同点のピンチを切り抜けます。
その裏、タイガースの2番手は渡辺。
ベイスターズは先頭のラミレスが三遊間を破って出塁。
もうここで代走かと思ったのですがラミレスはそのまま。
小池が送って1死二塁も森本は凡退。
続く渡辺直人は敬遠気味の四球で2死一、二塁。
打てていない鶴岡なのでどうかと思ったのですが、
見事にレフトオーバーの二塁打で貴重な追加点を奪いました。
ただしタイガースの俊介-鳥谷-岡崎の中継が見事で、
一塁走者の渡辺は本塁でタッチアウト。
本日2回目の本塁刺殺で、ちょっともったいない感じです。

【7回】
7回も小林太志が続投。
またまた先頭の柴田にヒットを許してこれで4イニング連続で
先頭打者を出塁させる苦しい展開。
続く鳥谷をピッチャーゴロに打ち取り併殺、と思ったら、
二塁への送球をベースカバーの渡辺がまさかの落球でオールセーフ。
2死無走者のはずが無死一、二塁の大ピンチに変わってしまいました。
ここでデニーコーチがマウンドに行って一呼吸。
迎えるは4番新井でどうなるかと思いましたが、
打ち損じの内野フライで1アウト。
続くブラゼルは強いあたりの一塁ゴロで、
今度こそ3-6-1で併殺と思ったら、
一塁カバーに入った小林太志がベースを踏んでおらず
一塁はセーフ。何ともお粗末な守備が連発です。
2死一、三塁でバッターは4回に痛恨のエラーのマートン。
こういうときは得てしてやられるものですが、
なんとかサードゴロに打ち取り、中村の送球が難しいショートバウンドに
なりましたが一塁小池が見事にすくい上げてスリーアウト。
本当に「どうにかこうにか」無失点で切り抜けました。
その裏はタイガース3番手筒井から代打金城がヒット。
荒波が送ったところで石川が右手に死球で藤田に交代。
1死一、二塁のチャンスとなりますが、
筒井が踏ん張って中村はフルカウントからチェンジアップに三振。
ラミレスも平凡なセカンドゴロでお互いチャンスをものにできません。
石川は打ちにいって当たったような感じでちょっと心配です。

【8回】
ベイスターズは3番手加賀が登板。
俊介と代打関本を簡単に打ち取って、代打桧山のところで
4番手に篠原が登板。万全のリレーで3者凡退に打ち取ります。
その裏のベイスターズも4番手鶴にあっさり3者凡退。
久しぶりに平穏なイニングでした。

【9回】
1番から左が続くタイガースの攻撃なので、
正直、篠原がそのまま投げた方が安心と思ったのですが、
勝ちパターン通り劇場型リリーフエース山口が登板。
先頭の平野はサードゴロに打ち取ったのですが
全部変化球でコントロールもいまいちな感じでちょっと心配。
続く柴田には初球152キロをマークしていたのですが、
やっぱりボールがばらつく感じで四球で出塁を許します。
いやな感じがするなかで、鳥谷はセンターフライに打ち取り2アウト。
あと1人だったのですが、新井には追い込みながら
変化球が高めに入ってぼてぼてながらセンター前へのタイムリー。
代走大和に盗塁も許して一打同点のピンチを迎えますが、
最後はなんとかブラゼルを一塁ゴロに打ち取ってゲームセット。
なんとか4-3、1点差で逃げ切って本拠地連勝を飾りました。
もっと自信を持って真っ直ぐで攻めてほしかったので
山口の内容には大いに不満ですが、
追いつかれなかったのでよしとしなければ、というところです。

タイガースファンの親友との観戦だったのですが、
感想としては、お互いミスが出まくった中で、
より大きなミスをしてしまい、相手のミスを突けなかった
タイガースが星を落とした、そんな印象の一戦でした。
正直、勝つべくして勝ったというよりは
相手の不出来に助けられた、ラッキーな勝利と言えそうです。
ただ、これでタイガース戦は3勝1敗1分け。
苦手意識なく戦えている印象があるのは心強いです。
4番ラミレスも2安打。試合後の第2ヒーローインタビューで
明日はホームランを打つとかいってましたが、
そろそろ期待してもよいかもしれませんね。
明日は雨模様の天気だけに、どうなるかわかりませんが、
ホームで3タテを期待しましょう!

試合後、いつものようにセルテの
ベイスターズショップに立ち寄ったのですが、
今はグッズ売り場は球場1階(レフトスタンド側)に移転しているのですね。
気がつかなくて余計な往復をしてしまいました(^^;。
セルテも外見はそのままなので、
中に入るまで気がつかずちょっと意地悪です。
他に場所がなかったのでしょうが、
普通にホームのファンがJR関内駅から
横浜スタジアムの一塁側に出入りする場合、
導線上にショップがないので、
ちょっと教えてもらわないとわかりません。
あそこにショップを作るなら、ホームを三塁側にするべきと
思ったのですが、どうなんでしょう???
不機嫌そうな阪神ファンがたくさんたむろしている中を歩いて
買い物に行くのも、あんまりよい気分ではありません。
ちょっと考えてほしいものです…



4/20 横浜 横浜DeNA2勝1敗1分
神 000 000 100 1
デ 000 200 01X 3
神 ●能見(2勝1敗)→福原
デ ○ジオ(1勝2敗)→加賀→大原慎→菊地→篠原→S山口(1S)
本塁打 中村2号

日曜日の中村ノリのサヨナラ弾で勢いが付くかと思いましたが、
あっさりカープに3タテを食らって再び未勝利の浜スタでの試合。
とにもかくにも貧打なので何とか先取点を、と願っていましたが
相手の拙攻に助けられているうちに、
またまたやってくれました中村ノリの先制2ラン!
無死一塁の場面でフルカウントでしたので、
コンパクトに打っていくかと思いきや、
フルスイングで打球は見事にレフトスタンド上段へ。
通算380本塁打の長距離砲らしいすばらしい打球でした。
先発のジオは2度の1死満塁のピンチを無失点で切り抜けて、
なんとか6回を無失点で抑えると7回からは継投策。
これがまぁ綱渡りでしたが、菊地と篠原が良い仕事をしました。
最後は山口が相変わらずの不安な内容ながらも、
藤田のファインプレーにも助けられて今季初セーブ。
7試合目でようやく横浜スタジアムでの初勝利となりました。
正直言って12残塁のタイガースの拙攻に助けられた感は
否めませんが、とにかく1勝は1勝です。
明日はファームから小杉が昇格して今季初登板初先発。
デーゲームには弱い?スタンリッジが相手ですから、
なんとか早いうちに捕まえて援護してあげたいですね。
逆に今の打線では先制されると正直厳しいです…

本日選手の入れ替えがありました。
梶谷の二軍落ちは残念ですが、今の成績ではやむなしでしょう。
ただ、1番ショートとしての期待は非常に大きいです。
ファームで結果を出して這い上がってきてくれることを願います。
代わって渡辺直人が復活。今日は4タコでしたが
力のある選手なので心配はしないこととします。
梶谷と並んで降格の山本は
来週試合が少ないので登板機会がないということと思います。
代わって昇格の佐藤祥万、個人的にはキャンプで筒香に
ぶつけてしまった今季一番の「がっかり」投手なのですが、
左キラーとしてチャンスをものにできるか、見守りたいですね。



4/15 ハードオフ新潟 横浜DeNA1勝1敗
巨 100 000 000 00 1
デ 010 000 000 02X 3
巨 宮国→山口→●西村(1敗)
デ ブランドン→加賀→大原慎→山口→ハミルトン→○篠原(1勝)
本塁打 中村1号

新潟では去年も吉村のサヨナラ本塁打で勝ちましたが、
今年は中村ノリがやってくれました!
時間切れ寸前の延長11回、1死三塁で西村から
見事に左中間スタンドへのサヨナラ2ラン!
打った瞬間それとわかる一撃でした。
試合展開としては若い宮国と山口から全く打てる気配がなく、
延長10回1死満塁のチャンスも荒波と代打金城が凡退で無得点と
引き分け濃厚の展開でしたから、この1勝は大きいです。
坂本のエラーから生まれたチャンスで、
相手が中村と勝負してくれたのも結果論ながらラッキーでした。

勝ちを呼び込んだという意味では投手陣はよく頑張りました。
大きかったのは先発のブランドン。
相変わらずの荒れ球でよく四球を出しましたが、
要所は踏ん張って初回の1失点だけでまとめました。
リリーフも加賀、大原慎司、山口、ハミルトン、篠原と
走者は出しましたが決定打は許さずに勝利を呼び込んだ形です。
山口は簡単に先頭打者にヒットを許すなど不安な投球でしたが、
2イニング目は中軸を3者凡退で抑えましたので、
次は初セーブを期待して良さそうです。

それにしても投手陣は本当によく頑張っていますが、
打線の非力さは目に余りますね。外野までなかなか打球が飛ばないし。
ラミレスも本調子でないだけに本当に厳しい。
今年はこういう展開を拾っていくしかないな、と改めて感じます。

話は変わりますが
今日はドラゴンズ山本昌投手が8回零封で今季初勝利、通算211勝目。
先発投手の最年長勝利記録を更新し、ドラゴンズの最多勝にも並ばれました。
年齢を感じさせないピッチングはまさに熟練の技で日本プロ野球界の宝です。
心からお祝い申し上げますとともに、
今後の活躍をライバルチームながらお祈りしたいと思います。



4/12 神宮 横浜DeNA2勝1敗
デ 000 310 000 4
ヤ 000 000 000 0
デ ○三浦(2勝)
ヤ ●ロマン(2敗)→平井→増渕→日高
本塁打 なし

今日は三浦番長がやってくれました。
投げては9回完封!
打っては貴重な追加点!
やっぱりエースはあなたです!!!
序盤からランナーだしまくりで
お世辞にも好調とはいえない様子でしたが、
粘って失点を防いでいるうちに、
尻上がりの好投、というところでしょうか。
8回表の攻撃で、1死満塁で三浦に打順が回ったところ、
そのまま打たせたところに去年の監督との違いをみました。
三浦にとって9回完封は2009年5月8日の
タイガース戦以来ですから約3年ぶりになります。
ちなみにチームにとって9回完投完封は
一昨年2010年5月25日にホークス戦で
清水直行が完封して以来、ほとんど2年ぶり。
ただの9回完投でも、
一昨年2010年7月31日にヤクルト戦で大家友和が完投して以来。
思わずレコードブックを引っ張り出して調べてしまいました。
こうしてみるとここ2年はちょっと異常でしたね(^^;。

これで開幕11試合で全試合先発投手が5回以上投げています。
合計すると68回で自責点は12。
先発投手の防御率が1.59とすばらしい内容です。
あとは攻撃陣と金髪をやめた守護神次第でしょうか。

今日の攻撃陣はランナーを出すもののなかなか返せない展開でしたが、
4回は2死から黒羽根・三浦が貴重なタイムリー。
5回も無死三塁から森本、ラミレスが凡退したあとで
中村ノリが千金の価値ある一打で追加点。
結局全得点が二死からと粘りのある攻撃を見せました。
ただその前のチャンスにラミレスが打っていれば
もっと楽な展開に持ち込めたはずです。勝ったからいえる話ですが。

明日からは横浜に帰ってジャイアンツ戦。
相手も調子を上げていますが、まずは本拠地初勝利を
飾ってもらいたいところです。とにかく先取点を!!

4/11 神宮 横浜DeNA1勝1敗
デ 205 000X 7
ヤ 000 00  0
デ ○山本(1勝1敗)
ヤ ●石川(1勝2敗)→阿部→増渕
本塁打 小池1号

雨のゲームでは何よりも先制点というのが鉄則ですが、
石川投手対策でずらりと右打者を並べた打線が
見事に結果を出しました。
初回に中村ノリが2点タイムリー二塁打。
ラミレスがチャンスで凡退したあとだけに、
価値のある一打でした。
そして3回にはラミレスの2点タイムリー二塁打、
小池の1号3ランで一挙に7点差。
先発の山本は再三ランナーを出すものの、
要所で粘って5回無失点。らしさが出ましたね。
6回途中で雨天コールドとなって、
昨年も2回あった雨天コールドの完封試合となりました。
お互い7安打なのにスコアは7-0。
これだから野球は不思議です。
ともあれ、これで両目があきました。
森本、ラミレス、中村のクリーンナップは
現状を考えると相手が右腕でもこれが良いかもしれません。
明日はベテラン三浦の先発。
今日と同じように先制して有利な展開に持ち込みたいですね。

4/1 京セラドーム 横浜DeNA1勝1敗1分
デ 000 100 500 6
神 000 000 200 2
デ ○三浦(1勝)→大原慎→加賀→山口
神 ●岩田(1敗)→鄭→藤原→鶴
本塁打 金城1号、金本1号

開幕2試合は善戦しながら勝ち星を手にできず。
とくに先発が好投したのに代わったリリーフ投手が
手痛い一打を浴びる展開が気になったのですが、
今日は投打が見事にかみ合った展開で新球団初勝利を飾りました。
開幕3連戦で未勝利はホント痛いですから、
今日のこの勝利の価値は非常に大きいです。

立役者はやっぱり三浦大輔でしょう。
タイガースキラーは今年も健在。
安定感ある内容はさすがでした。
リリーフの加賀はいきなり3連投ですがしっかり抑え、
最後はセーブこそ付かなかったものの
山口が締めて一安心です。

打線は7回に一発ありスクイズあり連打ありと
大技小技を組み合わせた猛攻で一気に勝負を決めました。
今日は打点がありませんでしたが4番中村ノリが
なかなかしぶとい活躍をしています。
けがが癒えず代打のラミレスも
3連戦で2安打2打点ですからたいしたもの。
そしてあんまり打撃好調には見えなかった(失礼)
森本と荒波が打ちまくって下位打線を支えています。
1・2番の梶谷・石川コンビがやや空回り気味ですが、
ここが落ち着いてくればもっと点も取れるでしょう。

まずは順調と言ってよい滑り出しです。
火曜日からはいよいよ本拠地開幕戦。
国吉の右腕に期待したいですね。
今シーズンもよろしくお願いします。

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